最終更新日:2021年8月4日

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令和3年度市長施政方針

市長写真

みよし市長

小野田賢治

 はじめに

 令和3年第1回みよし市議会定例会の開会にあたり、令和3年度の市政運営に対する所信を述べさせていただきます。議員の皆さま並びに市民の皆さまのご理解とご賛同を賜りたいと存じます。

 平成25年12月から市政を担わせていただき、7年3か月が経過いたしました。この間、私の政治姿勢であります「誠実・挑戦・飛躍」をモットーに、「みんなで築きあげる 成熟したまち みよし」を目指す都市像に掲げ、「住んでよかったと実感していただける魅力あるまち」の実現に向け、誠心誠意、市政運営を進めてまいりました。

 令和3年度は、私の2期目の任期のまちづくり政策として掲げさせていただきました「8政策30施策」について、総仕上げの年となります。各施策を着実に実施するという強い気持ちを持って、全力で市政運営に取り組んでまいります。

 さらに、「第2次みよし市総合計画」の将来像に「みんなで育む 笑顔輝く ずっと住みたいまち」を掲げております。先人の皆さま方のたゆまぬご努力により培われました、この「住みよいまち みよし」を、将来に向けてさらに成熟・発展させ、誰もが「ずっと住み続けたい」と思えるまちを、市民の皆さまと一緒に築いてまいりたいと考えております。

 また、世界的な問題となっている地球温暖化に対しまして、本市は、令和元年12月議会において、2050年までに温室効果ガス排出量実質ゼロを目指していく「2050年ゼロカーボンシティ宣言」を表明いたしました。目標達成に向け、国際社会の一員として、その責務を果たすよう努めてまいります。

 さらに現在、国や全国の自治体が2030年を目標年とする持続可能な開発目標「SDGs」を推進しております。本市におきましてもSDGsに掲げる17の目標と、本市が取り組む施策との整合性を図り、17の目標達成に向けた取組に沿った施策展開を行っていくことで、将来の市民の皆さまが、輝く笑顔で暮らすことができる「ずっと住み続けたい」と思えるまちづくりを推進してまいります。

 議員各位並びに市民の皆さまのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

令和3年度 市政運営の重点取組施策

 令和3年度当初予算につきましては、次の6つの重点取組方針を掲げ、予算編成にあたりました。

 

 1つ目は、「安心して子どもを産み、育てられる環境にしよう」でございます。

 子育てに関する相談体制や切れ目のない支援体制の整備、学校や地域との連携による家庭教育力の向上や地域で子どもの育ちを支える環境づくりを推進いたします。

  2つ目は、「心豊かな子どもを育てよう」でございます。

 質の高い教育環境の整備や地域ぐるみの教育支援、地域社会全体での青少年の健全育成を推進いたします。

  3つ目は、「豊かに暮らせるようにみんなで助け合おう」でございます。

 福祉・医療・介護長期構想に基づく、福祉や介護サービスの効果的な提供や地域福祉の総合的な推進、高齢者や障がい者が住み慣れた地域で、災害に対しても安心して生活できる環境整備を推進いたします。

  4つ目は、「まちのにぎわいや魅力を生み出そう」でございます。

 商業活性化のための支援や観光資源を活用した市の魅力発信を行うとともに、地域活動や市民交流の促進のため、行政区や市民活動団体などに対し、さまざまな支援や拠点整備を推進し、市民参画と協働によるまちづくりを推進いたします。

  5つ目は、「環境にやさしいまちにしよう」でございます。

 ゼロカーボンシティの実現に向けた取組を推進するとともに、再生可能エネルギーの活用を推進し、資源の再利用や再資源化を推進いたします。

  6つ目は、「便利で快適な住環境をつくろう」でございます。

 安全で安心して通行できるよう、都市計画道路などの基幹道路、生活道路の計画的な整備と、適正な道路維持管理を推進いたします。

 

 こうした重点施策を推進するための、令和3年度の本市の財政状況につきましては、コロナ禍ではありますが、企業の設備投資により償却資産にかかる固定資産税は増収を見込みましたが、令和3年度も新型コロナウイルス感染症の影響により、厳しい財政状況が予測され、法人市民税は減収を見込みまして、令和3年度の市税全体の歳入予算額は、132億1千万円、令和2年度当初予算と比較して、マイナス9.4パーセント、13億8千万円の減収を見込んでおります。

 減収分の財源につきましては、財政調整基金から27億2千万円、公共施設維持管理基金など各種目的基金から、総額11億4千万円を繰り入れるなど、基金と地方債を有効活用するとともに、国県補助金などにつきましても最大限、確保に努めてまいります。

 こうした状況下ではありますが、「みんなで育む 笑顔輝く ずっと住みたいまち」の実現のため、積極的な予算編成を行っております。

 未だ出口が見えてこない新型コロナウイルス感染症ですが、令和3年度も引き続き、可能な限りの対策を講じてまいります。

 新型コロナウイルスワクチンの接種業務につきましては、国の指示のもと、令和3年2月から全国の各自治体でワクチンの接種の体制確保事業が開始されております。本市においても、市民の皆さまの生命と健康を損なうリスクの軽減を図るため、ワクチン接種事業を適切かつ速やかに推進できるよう、2月1日に「新型コロナワクチン接種推進室」を10人体制で設置し、豊田加茂医師会など関係機関と連携しながら、ワクチン接種業務の推進に全力で取り組んでいるところであります。 

 緊急を要する事態に迅速に対応するため、令和3年度も引き続き新型コロナウイルス感染症対策に機動的に対応するための予算措置として、予備費1億円を計上してまいります。

 新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けている市内の中小企業の皆さまが、融資を受ける際に愛知県信用保証協会に支払った保証料に対する補助金額について、令和3年度も引き続き、補助金額の上限を100万円まで引き上げて補助してまいります。

 また、市内の商工業者の皆さまを支援するための「商工業活性化補助事業」は、令和3年度も継続して、新型コロナウイルス感染症対策のためのキャッシュレス決済の導入をはじめ、施設整備などの改修費や工事費、備品購入費についても補助対象としてまいります。 

 小中学校におきましては、引き続き感染症予防対策を徹底してまいります。全小学校で1教室あたり、28人程度での少人数指導を引き続き実施し、中学校では、全生徒にフェイスシールドを配付してまいります。

 今後も引き続き、感染防止対策に全力で取り組んでまいりますので、皆さまのご理解ご協力をお願いいたします。

令和3年度施政方針

 令和3年度の施政方針として、まちづくり政策として掲げさせていただきました8つの政策と30の施策の具体的な取組内容を、主な新規事業を中心に述べさせていただきます。

政策1 切れ目のない子育て環境の整ったまち

施策1 安心して産み育てる、切れ目のない子育て支援環境の整備 

 平成29年度から継続して実施しております「みよし市版ネウボラ」につきましては、さらに支援内容の充実を図ってまいります。

 多胎児のいる母親・妊婦の皆さんなどを対象に相談や情報交換の場を提供する多胎交流支援事業の交流会を、令和2年12月から毎月実施しております。

 また、子どもを持つことを望む方への支援として、不妊治療への支援と同様に令和2年度から助成を開始しました「不育症治療」に対する助成制度についても、令和3年度は、さらに助成対象人数を増やし、積極的に少子化対策に取り組んでまいります。

 令和3年度は、すべての子ども・家庭の相談や支援に総合的に取り組み、切れ目のない支援を目指し、専門性を持った機関・体制として「子ども家庭総合支援拠点」を設置いたします。初年度は、関係機関及び他市町村と子どもの支援に必要な情報を共有できるよう努めてまいります。

施策2 待機児童の解消、放課後児童クラブの充実

 保育園の待機児童を解消し、放課後児童クラブの充実を図ってまいります。

 保育園の待機児童解消のため、平成30年から小規模保育事業所を1施設指定し、多様な保育ニーズに対応して、総合的に子育て支援を推進してまいりました。さらなる待機児童解消対策として、令和3年度から小規模保育事業所を新たに1施設指定し、待機児童が発生しやすい0歳児から2歳児までの乳幼児の受け入れを拡大します。

 保育園における受け入れ児童数を増やすため、なかよし保育園の保育室の増築工事を実施します。工事は、令和3年度中の完了予定で、保育室の増築に伴い、確実に保育士を確保し、効率的な保育運営を図るため、令和4年度からは、民営化を予定しております。

 放課後児童クラブについては、待機が発生している児童クラブの児童のうち、小学1年生から4年生を対象として、定員に空きのある受け入れ可能な児童クラブへ、下校時に児童を移送して受入れを行い、児童の活動を支援するとともに、放課後児童クラブの待機児童解消を図ります。

施策3 地域で子育てを支え合う環境の整備

 家庭での教育力を向上図るとともに、地域で子育てを支え合う環境づくり施策を推進し、関係機関との連携を強化してまいります。

 家庭・地域の教育力向上の施策としましては、家庭、地域、学校が連携して「ふれあいトライアングル推進事業」による講演会や環境美化活動、啓発などを全ての小学校区で実施しております。令和3年度も引き続き、内容を充実し、子どもたちの健全育成の一層の充実を図ってまいります。

 各地区の子育て支援センターや保育園、幼稚園では、年間を通して、専門の講師を招いて「育児講座」や「いきいき子育て講座」を開催してまいります。

 地域で子育てを支え合う環境づくり施策の一つとして、療育の必要性が認められる児童が通所する児童発達支援事業所「よつば」において、令和2年度から、デマンドシステム・アプリを活用した送迎バス運行を実施しております。

 令和3年度からは、「よつば」の受け入れ利用者の定員数を15人から18人に増やし、クラス数も2組から3組へ増加し、より一層子育て支援を推進してまいります。 

政策2 子どもを中心においた教育環境の充実したまち

施策4 すべての学年での少人数学級の実施

 小中学校のすべての学年で少人数学級を実施し、子どもたちが快適に生活でき、学ぶことができる学校教育環境の整備と充実を図り、子ども一人一人に目が行き届く教育活動を推進いたします。

 児童生徒一人一人に寄り添い、理解度や興味・関心に応じた、きめ細かな指導をするために少人数学級の実施は大変有効であると考えております。予算や人材確保の問題から、多くの市町で実現できていない中、本市では、西三河地区で唯一、児童生徒数を1学級35人以下とする少人数学級を、令和元年度から小・中学校の全学年を通して実施しております。

 令和2年度は、新型コロナ感染症予防対策として、全小学校で1教室28人程度の児童数に分散して授業を実施いたしました。

 令和3年度も引き続き、全小学校で1教室28人程度での分散授業を実施し、児童が安心して学校生活を送れる環境づくりを推進してまいります。

 外国籍の児童生徒に対する支援として、みよし市教育センター「学びの森」と三好丘小学校内で、日本語を学ぶ初期指導教室を開設し、少しでも早く日本での生活に適応できるよう支援を行ってまいりました。

 令和3年度は、就学前の児童を対象に、新たに「プレスクール」として日本語の初期指導や学校生活への適応指導など、就学時の早期適応のための支援を行ってまいります。 

 また、「みよし市小中学校施設整備計画指針」や「みよし市学校施設の長寿命化計画」に基づき、学校環境整備を進めてまいります。

 令和3年度は、三吉小学校の大規模改修工事や市内4中学校の屋内運動場の空調機整備の実施設計、天王小学校の校舎増築の実施設計、南中学校大規模改修工事の実施設計を行うなど、教育環境の整備・充実を図ってまいります。

施策5 英語教育・外国語活動の強化、プログラミング教育の推進

 ALT(外国語指導助手)の増員や教員の研修等により、英語教育・外国語活動を強化するとともに、プログラミング教育を推進し、子どもたちが多様な文化に対応できる力を身に付けられるよう、学校教育環境の整備と充実を図ってまいります。

 令和2年度から新学習指導要領が実施され、小学校において外国語活動とプログラミング教育が必修化されました。本市では、外国語活動は平成23年度から、プログラミング教育は平成30年度から、すでに先行実施し、成果の検証を行ってまいりました。

 外国語活動では、外国人の「ネイティブの英語」に触れる機会を多くもつことで外国語に対する興味、関心をより高められるよう、本市では、全学年で「ALT(外国語指導助手)」による指導を充実させてまいりました。令和3年度は、ALTを講師に、小学5年、6年生の希望者を対象に「みよしイングリッシュキャンプ」を開催し、楽しみながら外国文化に触れる機会を提供し、外国語教育の強化を図ってまいります。

 プログラミング教育では、教員の研修を重視し、プログラミングソフトや教材教具などを活用して、子どもたちの問題解決型の思考力を育成してまいりました。

 令和2年度に全小中学校を対象に、一人一台タブレット端末を配布し、ICTを活用した学習環境の整備を行いました。 

 令和3年度は、これらICT環境を活用した学習を実施し、子どもたちが多様な文化に対応できる力を身に付けられるよう、今後も学習環境の整備と充実に努めてまいります。

施策6 生涯学習環境の整備による社会教育の充実

 市民の誰もが楽しみ、学びを追究しやすい生涯学習環境を整備するため、サンライブの施設や設備の充実を図るとともに、社会教育の充実を図ってまいります。

 図書館学習交流プラザ「サンライブ」は、平成28年の開館以来、図書館や生涯学習講座など、市民の皆さまの「学びの拠点」、「情報の拠点」として、多くの市民の皆さまにご利用いただいております。

 生涯学習の推進につきましては、市民一人一人が、生涯にわたり生きがいや楽しさを感じながら、自らが生涯学習を推進できることを目的とする「みよし市生涯学習推進基本計画」を定めております。令和3年度に、計画の期間満了を迎えるため、新「みよし市生涯学習推進基本計画」を策定いたします。   

 今後もサンライブを、生涯学習推進のための「学びの拠点」、「情報の拠点」と位置付け、多くの皆さまにご利用いただけるよう努めてまいります。

 政策3 高齢者や障がい者への福祉・医療・介護支援が充実したまち

施策7 「福祉・医療・介護長期構想」に基づく「拠点構想」の具現化

 高齢者だけでなく、子どもや子育て家庭、障がい者などを含むすべての人が、安心して住み慣れた地域で自分らしく生きることができるように、市民一人一人の福祉に対する意識を高め、地域で助け合える仕組みである「地域共生社会」の基盤づくりを進め、「福祉・医療・介護長期構想」に基づく「拠点構想」の具現化を、さらに一層進めてまいります。 

 地域で暮らす高齢者やその家族を対象に、福祉・医療・介護など、さまざまな面から支援する「拠点」となる「地域包括支援センター」は、現在、きたよし、なかよし、みなよしの3地域に設置しております。令和3年度は、今後の急激な高齢者人口の増加に対応するため、市内4カ所目となる地域包括支援センターを、おかよし地域に整備してまいります。地域で対応する機能の一層の整備充実を進め、「みよし市版地域包括ケアシステム」を構築し、「地域共生社会」の実現を目指してまいります。

 障がい者支援施策につきましては、令和3年度に、精神障がい者やひきこもりの方などの専門的な相談対応の窓口や活動支援の場所として、「障がい者等サポートセンター」を旧障がい者福祉センター跡に開所し、精神障がい者やひきこもりの方の支援体制を強化してまいります。

 また、令和3年度から生活困窮世帯などの小学生や中学生、高校生を対象に学習支援による学力向上と家庭以外での居場所づくりや孤立の解消を目的に、「生活困窮世帯などの子どもの学習・生活支援事業」を実施いたします。

 そのほか、令和3年度から、地域の介護予防教室にリハビリテーション専門職を派遣し、介護予防ケアマネジメントの資質向上を目的として「地域リハビリテーション活動支援事業」を開始いたします。

 在宅療養支援の一環として、令和3年度から、訪問看護を行う看護師が資質向上を目的に受講する研修の受講料の補助を行う「訪問看護師等育成支援事業」を行い、訪問看護人材の育成環境の充実を図ってまいります。

施策8 「健康長寿日本一」を目指す施策展開

 市民と行政が一体となって、さらなる健康づくりの取組を推進し、「健康長寿日本一」を目指してまいります。また、健康度評価事業の実施など健康増進を図るための環境整備を進めてまいります。

 本市では、市民の皆さまに自分の健康状態を知っていただくため、国民健康保険特定健康診査をはじめ、各種健康診査の受診のご案内をさせていただいております。

 令和3年度は、検診車を活用し、子宮頚がん検診と乳がん検診、骨密度検診など、女性のための検診を1カ所で受診できるように体制を整えることで、さらに受診率の向上を図ってまいります。引き続き受診の推奨に努めてまいりますので、より多くの皆さまに受診いただき、生活習慣病やその他の疾病の早期発見、早期対応につなげることにより、いつまでも健康な生活を送っていただきたいと考えております。

 また、平成29年度から、60歳以上の方を対象に「健康度評価事業」を実施しており、個々の健康状態に合わせた運動実践をはじめとする健康づくりについてのアドバイスを行うことにより、さらなる健康維持につなげていただけるよう努めてまいりました。

 令和3年度から、75歳以上の後期高齢者を対象に、地域の健康課題の分析結果をもとにした、加齢に伴う心身の活力低下状態「フレイル」改善のための保健指導や通いの場を活用した教育・相談など、高齢者の健康維持のための支援を一体的に行うため、「高齢者の保健事業と介護予防の一体的な実施推進事業」を試行実施いたします。

 今後も、市民の皆さまのさらなる健康増進と健康寿命の延伸を目指してまいります。

施策9 医療助成や医療体制の充実と迅速な救急体制の整備

 高校生世代までの子ども医療費、その他の福祉医療費等の助成を継続いたします。

 子ども医療費につきましては、本市では、支給対象を通院費については中学校卒業まで、入院費については18歳に達した年度の年度末まで助成をしております。引き続き、この医療助成施策を実施し、保護者の皆さまの経済的負担の軽減と、子育てに優しいまちづくりを推進してまいります。

 医療体制の充実と迅速な救急体制の整備につきましては、市民病院で、令和3年度から7年度までの5年間を計画期間とする新たな中期経営計画「みよし市民病院改革プラン2021」を令和3年3月に策定いたします。令和3年度から、この新プランに基づき、中小規模の公立病院として介護保険事業との整合性を確保しつつ、西三河北部医療圏における回復期、療養、在宅医療支援拠点としての役割を担ってまいります。

 「福祉・医療・介護拠点施設あり方検討会議」において拠点に必要な機能の整理を行い、「日常生活圏域で対応する機能」と「医療介護連携拠点として市民病院で対応する機能」に分けて整備することとしており、令和3年度は、市民病院における地域包括ケア病床の充実やリハビリテーションの拡充を目的とした、医療介護連携拠点の基本構想を策定するための基礎調査を実施いたします。

 今後、市民病院と関係部署が連携して、拠点整備事業を推進してまいります。

施策10 企業と行政の連携による健康づくりの推進

 健康寿命の延伸を図るため、企業と行政が連携した健康づくりの取組を推進いたします。

 本市では、「健康寿命の延伸を図るためには、働き盛りと言われる年齢の方の健康づくりへの意識向上が大切」と考え、令和元年度から全国健康保険協会いわゆる「協会けんぽ」と協働で、「健康宣言」事業を進めております。

 健康宣言は、中小企業が健康診断の受診の推奨や食生活の改善など、社員や家族の健康づくりに取り組むことを宣言するもので、現在、市内で16社の企業に参加していただいております。今後も商工会など関係団体に協力を求め、より多くの企業に参加いただけるよう、呼び掛けてまいります。

 優秀な取組を行った企業を対象に、令和2年度から協会けんぽと連携して「健康宣言優良事業所表彰」を実施し、社員への健康教育に対する、企業の意識向上を図る取組を推進しております。

 令和3年度は、企業内の社員の健康維持と健康促進の取組を推進していただく「企業版ヘルスパートナー」を養成するための講座を開催し、より一層、企業の皆さまと共に健康づくりを推進してまいります。

さらに、令和3年度から、愛知県が配信する健康マイレージ事業アプリ「あいち健康プラス」を活用し、健康に関する情報の提供や各種イベントへの参加を奨励するなど、市民の皆さまの継続的な健康づくりへのより一層の意識向上を図るための「健康マイレージ事業アプリ」の本格運用を開始してまいります。

政策4 産業の振興による財政基盤の安定したまち

施策11 企業立地などによる安定した財源の確保

 新たな企業立地を推進することで財源の確保に努め、健全で安定した財政運営を推進いたします。

 本市における企業立地の促進と雇用機会の拡大を目的として、令和2年度に「みよし市企業立地促進条例」を施行し、この条例に基づく奨励金の円滑な交付を目的に、新たに「みよし市企業立地促進基金」を創設しました。今後は、これを有効に活用し、企業立地の推進を図ってまいります。

 現在、事業着手しております福田町池下地区の工業団地造成事業につきましては、みよし市土地開発公社により、計画的に事業を進めており、令和3年度末には造成工事が完了する予定となっております。

 今後の企業立地につきましては、さらなる企業誘致の推進と将来的な雇用機会の創出を図るため、令和3年度は、明知町八和田山地区の工業団地実施計画を策定し、民間活力を活用した工業系土地利用への誘導を進めてまいります。

施策12 産業の振興による雇用の創出

 産業の振興による地域の活性化を図るとともに、企業誘致により雇用を創出いたします。

地域住民の生活の安定と就職・再就職の促進を図るため、就労支援センター「ジョブサポートみよし」では、職業相談や就労支援セミナーを充実させ、就業サポートを行っております。

 また、現在、事業を進めております福田町池下地区の工業団地で、企業誘致による新規雇用創出のほか、まちづくり基本計画における「開発誘導ゾーン(工業系)」の市街化調整区域内での個別開発など、地域の産業振興と雇用の創出を図ってまいります。

施策13 集客力を高める商業振興施策の展開

 集客力を高めるための商業振興施策を展開し、本市の魅力を向上させてまいります。

 令和2年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大により、大きな影響を受けた市内の飲食業を支援するため、7月にみよし商工会が実施した「プレミアム付きお食事券」発行事業に対し、補助金を交付いたしました。また、「市制10周年記念プレミアム付商品券」を発行し、市民の皆さまに市制施行10周年を迎えた本市への愛着を一層深めていただくとともに、市内での消費を喚起し、市内商工業の集客力向上と地域経済の活性化を図ってまいりました。みよし商工会からは、大きな成果があったと聞いております。

 今後も、商工会や工業経済会等商工団体との連携を取りながら、市内商工業への支援や集客力の向上に繋がる施策を検討・実行してまいります。

 本市の魅力発信の施策である観光事業では、夏の三大まつりのひとつである三好池まつりについて、令和2年度は三好池の提体耐震補強工事のため、中止いたしましたが、令和3年度は、経年劣化した花火打ち上げ台の修繕を行い、まつりの開催に備えてまいります。令和3年度は、多くの市民の皆さまに夏の三大祭りを楽しんでいただけることを願っております。

施策14 農業、中小企業、小規模事業所、地場産業への支援

 やりがいと魅力にあふれた良好な農業経営ができるよう支援いたします。認定農業者への農地集積・集約化の促進を支援し、農業経営基盤の強化と地域農業のより一層の振興を図ってまいります。さらに、中小企業・小規模事業所の事業展開を支援するとともに、地場産業力を高めてまいります。

 担い手農家の育成と農業の振興は、本市の喫緊の課題であります。農業経営者の営農継続や、新規就農者を開拓するため、法人はもちろん、個人の認定農業者などにも、農業施設の建設費や農機具の購入費に対する補助を行う「地場産業振興補助事業」を行っております。

 さらに、認定農業者への農地の集積・集約化を促進するため、「認定農業者等利用集積促進事業補助金」を交付し、農地の賃借料に対する補助を行うことにより、農業経営基盤の強化と地域農業のより一層の振興を図ってまいります。

 また、平成30年度に制定しました「中小企業及び小規模企業振興基本条例」に基づき、今後も引き続き、商工会をはじめ、工業経済会や大企業、市民の皆さまと協力し、地域経済をけん引する中小企業・小規模企業の事業展開を支援するため、商工業活性化補助事業をはじめとする施策を推進してまいります。

5 自然災害に強く安全・安心なまち

施策15 自然災害に対する防災・減災対策の強化

 大地震や集中豪雨などの自然災害に強いまちづくりを進めるため、公助としての総合的な防災・減災対策の強化を図ってまいります。

 災害時における避難所では、新型コロナウイルス感染症対策を踏まえた対応が必要とされております。今後、想定される災害時には、従来考えられていた災害対策用備品だけではなく「新しい生活様式」に対応した感染症対策を踏まえた備蓄品が必要となるため、より多くの備蓄品を保管するための「拠点防災備蓄倉庫」の整備を進めてまいります。令和3年度は、新たな拠点防災備蓄倉庫建設のための実施設計を行ってまいります。

 近い将来発生が危惧される南海トラフ地震に備え、令和元年度から進めてまいりました「三好池提体耐震補強工事」は、令和3年5月に復水を開始し、12月にすべての工事の完了を予定しております。

施策16 防災情報のわかりやすい提供

 市民に分かりやすく危険情報を提供するとともに、自助・共助への支援を高めてまいります。

 現在、地震など災害が発生した場合には、メール配信システムにより情報を発信しているところです。令和3年度には、電話やファクス、LINEや各種SNSなど、さまざまな媒体により情報発信できるようにするとともに、外国語翻訳機能のほか気象情報や土砂災害警戒情報も発信できるようにシステム改修を行い、耳の不自由な方や外国人の方に対しても、防災情報が配信できる環境を拡充してまいります。

 近年、全国各地で大型台風や記録的な集中豪雨が多発しております。いつ発生するか分からない災害に備え、被害を最小にするには、普段から市民の皆さまに風水害リスクを認識していただき、危険箇所や避難場所の正確な情報を共有していただくことが重要であると考えております。令和3年度には、新たなハザードマップを作成するため、想定最大規模の降雨による洪水・内水の浸水想定区域図の見直しを行ってまいります。市民の皆さまに水害発生時の危険箇所や避難場所の正確な情報を周知し、災害に備えて防災意識の向上を図ってまいります。

施策17 交通事故や犯罪のない安全なまち 

 交通事故や犯罪のない安全なまちづくりを実現するため、防犯対策を強化するとともに、防犯カメラの設置拡大、子どもや高齢者を対象にした交通安全対策等を推進いたします。

 県内において、自転車乗用中の交通死亡事故の多くは、頭部の損傷が原因となっており、ヘルメットを正しく着用することで、死亡事故の割合は、およそ4分の1に減少するといわれております。このため、令和3年度から、市民の皆さまにヘルメット着用の重要性をPRするとともに、自転車乗車用ヘルメットの購入助成を愛知県の助成に上乗せして、すべての年齢層を対象に購入助成を実施してまいります。

 また、通学路に指定されております市道上ケ池東谷線や市道山ノ間小林線につきましては、子どもたちの安全な通学や歩行者の安全を確保するため、令和3年度から、歩道の整備工事を実施してまいります。今後も「交通死亡事故ゼロ」を目指し、交通安全対策に取り組んでまいります。

 地域の自主的な防犯活動に対する支援といたしましては、自主防犯パトロール隊への防犯活動用品の支給や行政区への防犯カメラの設置費の補助、防犯灯の設置など、地域の安全のための支援を継続して行っております。安心して生活できる地域社会の実現のため、市は、公園などの公共施設に計画的に防犯カメラを設置しております。令和3年度には、新たに三好根浦公園に3基、防犯カメラを設置いたします。

 今後も、市民の皆さま、行政区、警察署などの関係機関と連携し、交通安全対策、防犯対策を進めてまいります。

施策18 安全性の高い市街地整備、民間住宅などの耐震化支援 

 市街地の安全性を高めるとともに、民間住宅の耐震化等を支援し、いつまでも住み続けることができる安全・安心な居住環境を整備いたします。

 本市では、地震の被害から市民の皆さまの生命と財産を守るため、地区を定めて重点的に無料耐震診断のPR活動を行う「ローラー作戦」などを実施し、民間木造住宅の耐震化の促進を図っております。また非木造住宅の耐震診断や住宅耐震改修工事にも補助金を交付し、建築物の耐震化を推進しております。

 さらに、大地震発生時に倒壊の恐れのあるブロック塀などの撤去に対しても補助金を交付しております。今後も安全で災害に強い基盤整備を推進してまいります。

政策6 温かさのあふれる協働のまち

施策19 行政区自治・コミュニティ活動を高める支援

 行政区やコミュニティ推進協議会の活動への支援を一層拡充していくとともに、活動のさらなる活性化を図ってまいります。

 行政区やコミュニティ推進協議会の活動への支援につきましては、行政区などがそれぞれの実情や特性にあった使い道で、柔軟に予算を配分できる制度である「一括交付金制度」による支援を実施しております。令和2年度は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各行政区での行事などが中止になるなど、大変大きな影響を受けております。各行政区への一括交付金の活用方法につきましても、新型コロナウイルス感染拡大防止対策に係る経費への流用を承認するなど、柔軟に対応させていただいております。

 今後も、行政区など地域の声に耳を傾け、皆さまとの協働により、地域の活性化を図ってまいります。

 また、令和3年度からの新たな取組として、行政区や地区コミュニティ推進協議会が行う活動の手助けをしたり、協働で実施したりすることができる市民活動団体などと、行政区や地域のニーズのマッチングを行う「地域活動コーディネーター」を養成するための研修事業を実施してまいります。

 なお、令和3年度も、集会所ホールの増改築事業への補助金交付をはじめ、行政区からの環境整備に関する要望や生活に直結する要望などにつきましては、緊急性や重要度などを考慮し、可能な限り迅速に対応してまいります。

施策20 ボランティア団体、NPO団体が活動しやすい環境の整備

 市民やボランティア団体、NPO団体がそれぞれの分野で活躍しやすい環境を整備するため、ボランティアセンターや市民活動サポートセンターの充実を図ってまいります。さらに、行政と関係団体との連携を図り、ともに支えあえる協働によるまちづくりを推進いたします。

 本市との協働により、地域課題の解決に取り組む公益活動を支援していくための「がんばる地域応援補助金」制度につきましては、令和3年度から新たに、補助対象者に行政区や地区コミュニティの同意を必要としない市民活動団体を加え、市民活動団体の自主的な広域活動を幅広く支援してまいります。これにより、ボランティア団体やNPO団体が行う公益活動のより一層の活性化を推進いたします。

 併せまして、今後も「みよし市市民活動サポートセンター」を中心として、協働によるまちづくりを目指し、地域や市民活動団体、NPO団体等の公益活動が、さらに活性化するよう支援してまいります。

施策21 大学やパートナーシップ協定締結団体などとの交流促進

 大学やパートナーシップ協定締結団体などと多様な分野における連携を推進するとともに、多くの市民が関心をもてるような文化・スポーツ活動を推進いたします。

 大学との包括協定につきましては、愛知教育大学や東海学園大学の学生の皆さんが学生ボランティアとして、市内小中学校での学習指導や登下校の安全・安心のために活動しており、学校や地域と連携し、大きな成果を上げています。令和3年度は、新たに愛知工業大学との連携開始に向け、調整を進めてまいります。今後も、包括協定に基づく教育、文化、まちづくり事業などの連携事業を、引き続き推進してまいります。

 団体などとのパートナーシップ協定については、名古屋グランパス、トヨタ自動車バレーボール部サンホークス、アドマテックス・スフィアーズ、トヨタ自動車ラグビー部ヴェルブリッツと締結しております。各団体ともスポーツを通して、市民との交流や地域貢献活動、市民の競技力の向上など本市のスポーツ振興に寄与しております。

 今後も、協定締結団体のスポーツチームと連携し、地域の活性化につなげられるよう、交流を深めてまいります。

施策22 友好都市との交流促進 

 友好都市との産業・文化・スポーツ・教育などを通じた交流活動や市民同士の交流を推進する取組を進めてまいります。

 北海道士別市との交流事業につきましては、小学生の派遣事業を実施していくとともに、小学生の野球とサッカーのスポーツ交流活動の支援も継続してまいります。新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止いたしました、令和2年度に事業開始予定であった女子児童の交流を推進するためのバスケットボールについても、令和3年度から、新たに派遣交流を開始し、新たな市民交流の可能性を広げてまいります。

施策23 地区拠点施設の整備

 みなよし地域の地区拠点施設の準備に向けて、市民の皆さまの意見を伺い、地区拠点施設の整備を計画的に進めてまいります。

 令和2年度に、みなよし地域の地区拠点施設整備に向けて、その役割や必要な機能などについて、地域の皆さまからのご意見を伺うためのワークショップを2回開催いたしました。       

 令和3年度は、ワークショップでいただいたご意見などを参考にして、施設の基本設計策定に着手してまいります。

 今後、新しい地区拠点施設を中心として、市民の皆さまの自主的な地域社会活動がさらに活性化するよう、持続可能な活力あるまちづくりを推進してまいります。

政策7 「住み続けたい」「暮らしたい」まち

施策24 公共交通の充実

 誰もが便利に、安心して移動できるよう、さんさんバスをはじめとした公共交通の充実を図ってまいります。

 さんさんバスをはじめ名鉄電車や路線バス、タクシーなど、本市にとって望ましい公共交通網の姿を明らかにし、公共交通のさらなる充実を図るため、「みよし市地域公共交通計画」を、令和2年3月に策定いたしました。

 この計画に基づき、さんさんバスのさらなる利便性の向上を目指し、令和2年度、3年度の2年間をかけて、バス路線などの再編を進めております。

 令和3年度は、令和4年度春からのバス再編による運行開始に向けて、バス路線やダイヤ、バス停の位置など、具体的な見直しを推進してまいります。

施策25 中心市街地と三好ケ丘駅前の「にぎわい」の創出

 中心市街地において、住宅地に公共施設と商業施設を兼ね備えた都市基盤の整備を進めることによって、「にぎわい」の創出を図るとともに、みよしの顔づくりを進めてまいります。また、本市の玄関口である三好ケ丘駅周辺を、魅力的で利用しやすい交通結節点として整備いたします。

 中心市街地の「にぎわい」の創出につきましては、みよし市中心市街地基本構想に基づきまして、街路の整備など潤いを感じることができる空間を創出してまいります。

 中島地区で計画しております、中島2号調整池について、令和3年度と4年度の2年をかけて整備してまいります。

 三好ケ丘駅周辺の整備事業につきましては、令和元年度と2年度の2年をかけて、公共交通と一般交通がそれぞれ利用しやすく、歩行者と周辺施設との連絡性が優れ、交流が活性化されるよう、再整備を進めてまいりました。

 令和3年度から新駅前広場の利用を開始いたします。三好ケ丘駅前広場の整備に合わせ、令和3年度は、北井山公園内のトイレの整備や駅周辺道路に安全な歩行空間のバリアフリー化を図るため視覚障がい者誘導用ブロックの整備を実施してまいります。

 さらに、本市の都市計画マスタープランにおいて、住居系の新市街地検討ゾーンに位置付けている三好ケ丘駅の北側に位置する福谷町広久伝地区につきまして、令和3年度は、市街化区域編入に向けて国・県との協議に必要な調書や図面を作成してまいります。

 今後も、中心市街地と駅周辺の魅力づくり、交流・にぎわい空間の創出に努めてまいります。

施策26 文化・芸術活動の支援と歴史・文化・芸術にふれあう機会の創出

 サンアート、歴史民俗資料館、サンライブなどを文化の拠点と位置付け、施設の適切な維持管理を行うとともに、市民が文化や芸術、芸能などに関心を持ち、活発な活動が行えるよう市民の文化・芸術活動を支援してまいります。

 文化センター「サンアート」につきましては、令和2年7月から1年4か月全館閉館し、大規模改修を進めております。令和3年11月には、リニューアル開館記念式典・文化の日記念式典・市制施行10周年記念式典を合同開催とする記念式典を開催する予定であります。

 本市の文化財の収集、保管、展示、伝承などを担っている歴史民俗資料館につきましては、昭和57年の開館から38年が経過いたしました。増加し続ける資料や収蔵品などの収蔵方法、猿投窯や福谷城など地域の歴史的文化財の効果的な情報発信方法など、今後の資料館の運営について、新たな計画を策定する必要があると考えております。

 令和3年度は、有識者や市民の代表などにより構成する「資料館あり方検討会」を設置し、今後の資料館の運営方針などを検討してまいります。

施策27 気軽にスポーツに親しむ場の整備と機会の充実

 あらゆる世代が、健康で元気に暮らせるように、いつでも気軽にスポーツを楽しめる環境を計画的に整備し、カヌーやサッカー、野球など、スポーツによる地域交流を推進いたします。

 「みよし市スポーツ推進計画」の基本目標であります、「行う・観る・支えるスポーツ」の推進を図るため、さまざまなスポーツに触れる機会を提供するとともに、スポーツを楽しめる環境整備を行ってまいります。

 パートナーシップ協定締結団体との連携をさらに強化することにより、市民の皆さまに夢や感動を感じていただく機会を提供するとともに、総合型地域スポーツクラブへの継続支援を行い、スポーツ実践への「きっかけづくり」ができればと考えております。

 三好池の提体耐震補強工事に伴い、抜かれていた三好池の水が復水後、令和3年度に、三好池カヌーコースを再整備し、カヌー競技を通じたさらなる青少年健全育成やカヌースポーツの振興を図ります。

 また、令和3年度は、運動やスポーツの楽しさ、素晴らしさを感じてもらうPR事業として「チャレンジデー」スポーツイベント事業を開催するほか、新たに、20代から50代までのスポーツ実施率の低い年齢層を対象とした、「成人スポーツ教室」を開催するなど、市民の皆さまにスポーツを実施する機会を提供し、スポーツへの関心を高める「きっかけづくり」に努めてまいります。

政策8 人と自然が共生する環境にやさしいまち

施策28 公園整備と循環型社会の構築

 水辺や緑を保全し、緑化を推進するとともに、三好公園や保田ケ池公園の継続的な整備を行い、福谷公園など、公園や遊歩道の計画的な整備を推進いたします。また、公園を市民のやすらぎ・憩い・レクリエーション・交流の場として、人と自然が共生できる環境づくりを進めてまいります。

 三好公園につきましては、令和2年度に休憩エリアとして東公園の整備が完了いたしました。令和3年度からは、新たなエリアとして三好池カヌーセンターの南において園路、駐車場、遊具などの整備を行ってまいります。

 また、三好池を桜の名所として親しまれ、自然の変遷や季節の移ろいを感じることができる公園にするため、令和2年度に「三好公園樹木対策基本計画」を策定いたしました。

 令和3年度からは、基本計画に基づき、樹木の計画的な維持管理により、公園内の桜の魅力や樹林の季節感を高めるよう努めてまいります。 

 保田ヶ池公園の整備につきましては、継続的に実施し、令和3年度は、園路や遊具の整備を実施してまいります。

 福谷公園の整備につきましては、既存の森林を保全しつつ、地区の新たな憩いの場の創出を図るため、令和2年度にワークショップを開催し、基本構想を策定いたしました。

 令和3年度は、策定いたしました基本構想を基に基本計画を策定し、福谷公園の整備事業を推進してまいります。

施策29 3Rの推進によるごみの減量

 本市3カ所目のリサイクルステーションの設置による、ごみの減量化と適正処理を推進いたします。

 令和2年度から、家庭ごみ計画収集において「燃やすごみ」に含めて収集しておりました「プラスチック製容器包装」を分別し、週に1回、収集を行っております。

 また、令和2年7月には、本市3カ所目となるリサイクルステーションを三好町井ノ花地内に開設いたしました。

 さらに、令和3年度から10か年を計画期間とする「第2次みよし市環境基本計画」を令和3年3月に策定いたします。令和3年度は、この計画について、市民への周知を図るとともに、子どもの頃からの環境教育が重要であると考え、「こども版環境基本計画」を作成し、市内の中学校へ配布してまいります。

 今後も、ごみの減量化と再利用資源の有効活用を図るための施策を推進してまいります。

施策30 省資源・省エネルギー対策や新エネルギーの活用促進

 「2050年ゼロカーボンシティ宣言」に伴い、省資源・省エネルギーを推進するため、引き続き、エコエネルギー促進事業補助金を実施してまいります。

 「2050年ゼロカーボンシティ」の実現のために、本市では、引き続きエコエネルギー促進事業として、住宅用太陽光発電システムや燃料電池自動車、電気自動車などの購入費補助を実施してまいります。

 本市の「2050年ゼロカーボンシティ宣言」に伴い、令和3年3月に策定する「第2次みよし市環境基本計画」の中に、環境省が提唱する「地域循環共生圏」の考え方を取り入れて、地球温暖化防止のためのさらなる取組を進めてまいります。

 令和3年度から検討組織を立ち上げ、2050年ゼロカーボンシティ実現のための具体的な計画策定に向けて、令和3年度と4年度の2年間をかけ、市内事業所における太陽光発電などの再生可能エネルギーの使用量の現状や将来使用可能な見込み量などの調査を行ってまいります。

 今後、ゼロカーボンシティ実現のための具体的な事業計画策定と実施可能な事業化に向けた準備を進めてまいります。

 

 以上が、私が2期目にあたり、まちづくり政策に掲げました、8政策と30施策の令和3年度における新たな取組内容の概要でございます。

 市民の幸せと本市の発展のため、一つ一つの施策を、しっかりと推し進めてまいります。

  議員各位並びに市民の皆さまのご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

 

令和3年度当初予算

 続きまして、令和3年度当初予算についてでございます。

令和3年度の当初予算の規模につきまして、一般会計は、249億1,700万円で、対前年度比プラス3.8パーセントとなっております。

 特別会計では、国民健康保険特別会計をはじめ3会計の予算総額は、

77億8,622万4千円となっております。

 下水道事業会計は、27億5,376万5千円で、対前年度比マイナス1.3パーセント、病院事業会計は、37億7,095万3千円で、対前年度比マイナス4.7パーセントとなっております。

結びに 

 さて、本定例会に提出いたしますのは、

条例の一部改正 13件

令和2年度補正予算 5件

令和3年度当初予算 6件

工事変更請負契約の締結 1件

指定管理者の指定 1件

専決処分の報告 1件 の合計27案件でございます。 

 詳細につきましては、後ほど、副市長ほか担当部長よりご説明申し上げます。慎重なるご審議をいただき、原案どおり可決いただきますようお願い申し上げます。

 議員各位並びに市民の皆さまにおかれましては、これまで以上にご支援とご協力を賜りますよう、心からお願い申し上げ、令和3年度の施政方針といたします。

お問い合わせ

部署名:政策推進部秘書課  

電話:0561-32-8032

ファクス:0561-34-6008

メールアドレス:hisho@city.aichi-miyoshi.lg.jp

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