最終更新日:2016年9月21日

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会議結果 

次の附属機関等の会議を下記のとおり開催した。

附属機関等の名称

 平成24年度第1回みよし市文化財保護委員会

開催日時

 平成24年5月11日(金曜日) 午後1時30分から午後2時30分まで

開催場所

 みよし市役所2階202会議室 

 

出席者

 

  (委員)石川芳秋、本多康夫、鈴木昭、久野芳夫、鈴木睦子、岡本洋子、

 廣瀨教育長

 (事務局)

 赤川教育部長、塚本教育部次長、野々山資料館長、林資料館副主幹、

 嘉見資料館主査、塚本資料館主査、平井資料館主事

次回開催予定日

 未定

問い合わせ先

 教育行政課資料館係 担当者名 林、塚本

 電話番号 0561-34-5000

 ファックス番号 0561-34-5150

 メールアドレス shiryoukan@city.aichi-miyoshi.lg.jp

下欄に掲載するもの

議事録全文

要約した理由

審議経過

【議事】

1.平成24年度資料館事業概要及び事業計画について

2.平成23年度資料館入館者状況ついて

3.その他

 

<典礼>
只今から平成24年度第1回文化財保護委員会を開催いたします。
本会議は委員改選の年の最初の会議であります。委員長が決まるまでの間、事務局で会を進めさせていただきます。文化財保護委員会は、みよし市文化財保護条例の規定に基づき、教育委員会に設置するみよし市の附属機関であります。文化財の保存と活用に関わる重要な事項を審議決定、文化財保護に対するご意見を提出することが、保護委員の皆さんの役割となっております。委員の任期は2年となっております。次第を1枚おめくりください。最初のページに委員の名簿を掲載させていただきました。ご確認ください。
はじめに教育長から委員の皆様に委嘱状を交付させていただきます。自席にてお受け取りください。
<委嘱状交付>
<典礼>
委員の皆様よろしくお願いいたします。
ここで教育長よりご挨拶を申し上げます。
<教育長>
失礼いたします。本日は24年度の第1回みよし市文化財保護委員会に、お忙しいところご出席をいただきまして、ありがとうございました。今日は今週の月曜日、5月7日に開庁いたしましたこの新しい庁舎に、委員会ということでお越しいただきました。今週いっぱい、希望される市民の皆様に市役所の色々な設備等、地下の免震構造から屋上緑化等の見学をしていただいております。400人を超す多くの市民の皆様にお越しいただきました。新しい職場で職員執務がはじまっているわけですけれど、私自身、まだこの市役所に、部や課がどこに配置されているか、しっかり頭に入っておらず、昨日も3階の会議室で小中学校の校長会議が行われましたが、その会議室へも自分ではすっと行くことができず、まだまだ慣れておりませんけれど、この新しい役所で、職員も気分を新たにして仕事に励んでいるというところでございます。先ほど資料館長からも話がありましたけれども、今年度、保護委員の皆様は改選の年に当たるということで、4名の再任の方、そして2人の新任の方、併せて6名の方々に委嘱状をお渡しさせていただきました。本市の文化財保護行政に対しまして、一段とお力添えいただきたいということをお願いいたしたく思っております。また後から担当から説明がありますけれど、今年度の資料館の事業といたしましては、特に例年と大きく変わっているという点はありませんけれど、その中で、特に今年は、昨年市文化財に指定された石川家住宅の平成26年度の一般公開に向けて、調度品等の調査を進めていくという年になっております。すでに石川家住宅を視察していただいた方も見えるわけですが、非常に貴重な調度品等が保管されているということで、その調査をしっかり行って、26年度の一般公開に向かって行きたいと思っております。またすでに今行われております春の企画展が、今まで公開されたことの無い収蔵品を展示するということで、開催されております。すでにご覧にいただいた方もあるかもしれませんが、また多くの皆様に資料館へお越しいただけたらなと思っております。最後になりますけれど、本市の文化財保護行政に対しまして、委員の皆様には格別にご指導、ご鞭撻いただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
<典礼>
ありがとうございました。続きまして、会務を総理いただく委員長及び委員長職務代理者を選出いただきます。はじめに委員長の選出でありますが、いかが取り計らったらよろしいでしょうか。
<鈴木昭委員>
 平成23年度、今年の3月まで委員長を務められた石川委員が適任かと思いますので、よろしくお願いいたします。
<典礼>
石川委員に委員長をお願いするというご発言がありました。石川様に委員長をお願いすることに決定してよろしいでしょうか。
<全委員>
異議なし。
<典礼>
ご異議がないようですので、当委員会の委員長は石川芳秋様に決定されました。委員長の席にご移動願います。
<委員長席へ移動>
<典礼>
続きまして、委員長職務代理者の選出をいただきますが、いかがいたしましょう。

<鈴木昭委員>
 職務代理者も、昨年度職務代理者をお務めいただきました本多委員が適任かと思いますので、よろしくお願いいたします。
<典礼>
本多委員にというご意見がありました。本多様に職務代理者をお願いすることに決定してよろしいでしょうか。
<全委員>
 異議なし。
<典礼>
 ご異議がないようですので、職務代理者は本多康夫様に決定されました。
ここで、委員長及び職務代理者よりご挨拶をいただきたいと思います。最初に委員長お願いいたします。
<委員長>
ご無礼をいたします。
ご推挙いただきまして、大変光栄に思っております。がしかし、ご存知の通り非常に出来の悪い人間ですので、かえって大変恐縮をいたしております。ご推挙いただきまして、本来であれば即ご辞退申し上げるのが本意でありますけれど、本多委員に「頼む」としたら「ダメだ」と。事ここに至っては首を縦にうなずくしかないと思い、この席に着きました。先ほど申しましたように、大変出来が悪くて、しかも最近は特に頭の回転も悪くなり、私自身のアンテナの低さ、そして感度の悪さ、そういうことから委員の皆様方から出していただくご意見を上手く取り上げることもできなくて、さらにそれを深めることも知らずに、過去やってまいりまして、大変ご迷惑をおかけしたと思いますけれど、幸いにして本多委員がそばにいてくれますので、いろいろと助けてくれるものと確信をいたしております。また鈴木昭委員、久野委員、そして新しく今回お入りいただきましたお二方がまた新しい風を送ってくださるのではと思いまして、老骨にムチ打って頑張りたいと思います。先ほども教育長さんもおっしゃいましたけれど、この新装なった新築の庁舎のいわゆるスタートと、私どもの委員の2か年の任期のスタートが、相重なったというのも何か縁ではないかな、まさにこれは記念すべき、私どものスタートではないかなと、そのようなことから気持ちも新たにしてやってまいりたいと思いますので、ご協力のほど、よろしくお願いいたします。
<典礼>
ありがとうございました。続きまして職務代理本多委員お願いいたします。
<本多委員>
 職務代理を仰せつかりました本多康夫です。あと2年間やれということですが、正直言ってなかなか自信もないし、戸惑っているところですが、幸い委員長が非常にすべての面において長けておられ、ついていくのであれば何とか2年もつかなという感じでおります。いずれにしても、もう少し勉強したいなという気持ちもありながら、それでもやはり年ですから、先ほど委員長は老骨にムチ打ってとおっしゃったけれど、私も同じように老骨にムチ打って、もうちょっと勉強しないといけないかなと、2年間は何とかもつのではないかなと思いながら、この職務を全うしていきたいなと思います。色々な意味で皆様にお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いをいたしたいと思います。
<典礼>
ありがとうございました。続きまして新任委員の皆様、ご挨拶をお願いいたします。鈴木睦子様よりお願いいたします。
<鈴木睦子委員>
 本当によろしくお願いいたします、という一言でございます。よろしくお願いいたします。
<典礼>
 続きまして岡本洋子様お願いいたします。
<岡本委員>
 失礼いたします。館長がうちへ来てくださって、どうだというお話をいただいたときに、とてもではないですけれど、そんなところは心配だと思っていたのですが、大変心配な所へ来てしまったなと思っております。みよしへ嫁いで33年になります。私の姑でしたら昔のことをよく知っていたり、歴史を知っているから、いろいろな情報を持っているかもしれませんが、私はあまり情報はありません。でも、私がここへ来て33年間の間に、本当にめまぐるしく周りが変わったこと、そんなことを子供たちや次の世代に伝えたいという思いはたくさん持っております。2年間勉強させていただきますので、よろしくお願いいたします。
<典礼>
 ありがとうございました。職員から自己紹介をさせていただきます。
 <職員自己紹介>
<典礼>
 これより議事の進行につきましては、石川委員長に取り回しをお願いいたします。
<委員長>
 それでは議事の取り回しは委員長が行うということになっているそうですので、ご案内の様に2件ほど議案が出ております。それをこれからご審議いただきます。その前に、保護条例第11条第2項に、保護委員会は委員の半数以上の出席がなければ会議を開くことができないとありますけれど、十分に条文を満たしておりますので、この会議は成立いたしました。なお本日この会議の議事録の署名者ですけれど、慣例によって委員長がいたしますが、ご異議ありませんか。
<各委員>
 異議なし。
<委員長>
 ご異議がないようですので、議事録署名は委員長がいたします。
それでは会議に入ります。第1号議案平成24年度資料館事業概要及び事業計画について、説明をお願いします。
<事務局>
失礼いたします。
資料1ページを開いてください。最初に平成24年度組織と事務概要ということで、事務分掌及び職務概要について記載されております。私以下、職員11名体制でございます。主な事務事業といたしましては、資料館の管理運営から郷土誌編さん事業まで、12事業ございます。1ページおめくりいただきまして、資料館分担表でございます。それぞれ11名の事務が記載されておりますので、ご参照いただきたいと思います。3ページにまいります。平成24年度資料館事業概要でございます。基本方針といたしましては、文化財・伝統文化は、市民共有の貴重な財産であり、資料館はその保護・保存・活用を推進してまいります。主要事業といたしまして、1文化財保護事業(1)文化財保護委員会運営事業でございます。本年度は、委員会を3回程度及び県外研修を含めまして、研修会を3回程度予定いたしておりますので、よろしくお願いいたします。(2)文化財保存活動支援事業といたしまして、みよし市の有形文化財でございます、三好上・下の山車に対します事業補助でございます。イといたしまして、地区の郷土芸能伝承活動に対する事業補助、囃子及び棒の手8団体への補助でございます。(3)郷土芸能伝承活動発表会開催事業は、本年9月9日日曜日午後1時30分より文化センターサンアート大ホールで開催いたします。参加団体につきましては、ウに記載いたしてありますとおり、12団体を予定いたしております。続いて(4)文化財環境保全事業でございます。文化財を害虫より守るためのくん蒸業務ということで、今年度は市指定文化財であります酒井家金比羅宮及び西一色町にございます市の民具の収蔵庫のくん蒸を行います。イといたしましては、それぞれ資料館本館・木造棟、収蔵庫、三好上・下の山車及び保存庫、酒井家金比羅宮、石川家住宅の害虫を調査するという事業でございます。(5)は史跡整備管理事業でございます。みよしの史跡でございます福谷城跡及び黒笹27号窯の管理でございます。(6)文化財資料購入事業では、最近におきましては主に伊豆原麻谷の掛軸等の購入をいたしております。(7)埋蔵文化財保存事業でございます。開発に伴う埋蔵文化財の有無の確認及び記録を残すためこの事業を行ってまいります。続きまして2資料館管理運営事業でございます。資料館の施設といたしましては、本館、木造棟、収蔵庫、石川家住宅ということで、1施設増えた訳ですが、これらの管理運営を適正に行ってまいります。(2)資料館展示事業でございます。常設展示に加え、年4回2階展示室で、企画展・特別展を実施いたしております。教育長より先ほど紹介がありましたが、現在春季企画展として「はじめまして‐初公開の収蔵品たち‐」を開催いたしておりますので、お立ち寄りいただきたいと思います。資料館体験講座ということで、土器作り及び石器作りを実施いたします。石器作りは昨年はじめて実施いたしました。今年度も昨年同様、土器作り80名、石器作り20名合計100名を募集して、夏休み期間中に実施したいと思います。(3)資料館資料整理事業でございます。今年度につきましては緊急雇用創出事業ということで、先ほどこれも教育長よりご紹介のありました、石川家住宅の調度品等を調査・整理する事業でございまして、100%国の補助をいただきまして、3,225,000円で契約をいたしております。以上が概要の説明でございます。6ページは事務事業の実施計画、今述べました10事業それぞれのスケジュール表でございますので、ご参照いただきたいと思います。7ページは平成23年度の資料館入館者状況表でございます。表の見方でございますが、縦に月、4月から翌年3月まで、横に市内、県内、県外の男女別、最後にその月の合計、その右側に前年度の合計が記載されております。なお二行になっておりますが、下段は団体の入館者の数でございます。平成23年度総入館者数は3,761名、昨年が2,679名ということで、昨年比140%となっております。8ページはそれぞれ企画展・特別展別の入館者数が23年度及び22年度の比較で掲載させていただいております。
以上で説明とさせていただきます。
<委員長>
 ありがとうございました。入館者数についてもご説明いただきました。復唱しますと、保護事業として7項目、資料館管理運営事業として3事業、それの説明がありました。先ほど教育長さんのお話のように、この整理事業として、石川家住宅の件が新しく入ってまいりまして、担当者も明確にここに記載されております。全体を見られて、何かご質問がありましたらお願いをいたします。ご意見でも結構です。
<岡本委員>
お願いします。口を開くと、資料館をもっと活用したいと、そんなことを何回も口に出してきたことを思うのですが、本当に苦労して展示してらっしゃって、今年はまだお邪魔していないのですが、素晴らしい資料がたくさんあると思うのですが、この数値を見ると、一昨年よりは良くなったという話なのですが、特に4月などはずいぶん入館者が少ないなという、もったいないなという思いを持っておりますので、一つ二つ質問させてください。まず、団体というのが、どういう団体がこちらの方へ入館されたのかということと、もう一つそのPR、ここにも今パンフレットがあるわけですけれど、市内、各地区を含めて、それから県外、どういう所へPRをしてみえるかということをお聞きしたいと思います。お願いします。
<事務局>
 お答えいたします。団体は、市内小学と、ひな人形展のときの幼稚園・保育園、最近多いのはデイサービス等福祉関連の所が大半です。PRに関しましては、チラシを市内小中学校の全児童生徒へ配布するのと、行政区へお願いして、回覧板にはさみ込んでいただき回覧をしていただいております。それ以外の所には、ポスター等を市内の各施設ですとか、市外ですと同じような博物館等へ、全部で250か所程度へお送りして、掲示等をお願いしています。
<岡本委員>
 ありがとうございます。行事としては昨年度と同様というお話をお聞きして、ぜひ市民には1回はのぞいてみようくらいのPR作戦はないものでしょうか。たしかに子供たちには大変良い教材だと思うから、子供たちには何らかの方法で、ただ輸送方法だとか問題が多くあると思いますので、もう少し家庭というのでしょうか、個にアプローチしていったら、もうちょっと利用率が高くなるのではないかなと思います。私たちもそれが大きな仕事だと思いますので、ぜひアピールをお願いします。
<委員長>
 他になにかないでしょうか。
では一つ二つ。一つは郷土芸能伝承活動に関することですが、今年は9月9日と日にちがはっきりしていて、すでに大ホールは予約がしてあるということですが、その中に、和太鼓の部の龍桜流やぐら太鼓とあるが、前は三好太鼓だったが、これは同じなのでしょうか。それとも全然別なのでしょうか。
<事務局>
三好太鼓とはまた別の団体です。龍桜流というのは豊田市の松平地区に拠点を持った団体で、みよしでも支部が2つほどあり活動しておられます。三好太鼓はここ2年不参加でございます。最初の年は、その中心となるメンバーが受験のためという理由でした。今回も不参加です。その代わりに龍桜流にここ2年ほど参加していただいております。
<委員長>
 もう1点ですが、文化財の指定の件ですが、石川家住宅が指定されましたが、件数としてはまだ一桁です。ご案内の様に、みよし市の文化財というのは非常に少なくて、県下でも下から数えた方が早いくらいで、隣の日進市にもとうとう先を越されてしまったということで、悔しい思いですけれど、それではみよし市にとって、確かに石川家住宅も貴重なものですけれど、それ以上にやはり歴史があるのは古窯関係だと思います。古窯関係は窯跡が2か所指定になっていますけれど、残念ながら公開は1つで、しかも民有地であるということで、市としては草を刈る程度ということになるわけですが、いわゆる出土品、遺物の中で、これは素晴らしいのではないか、ということを私自身は思うものがいっぱいあります。一昨年出された三好町誌資料編にはいっぱい載っている。中には口絵にも載るようなものもある。しかしながら重文の貴重なものは他所へ行ってしまっている。はっきりと船木郷や京の都の役所の名前が書いてあるものなど、あれらはこちらの窯から出たものだね。担当として、貴重な、指定にしても良いというものはないですか。
<事務局>
 船木郷と文字の書いてあるものは、東郷町が所有しておりますので、それを市で文化財指定するとなると、色々と調整が必要になります。平安時代の窯である黒笹90号窯から出土しました「内豎所」と中央省庁の名前が彫ってある椀も愛知県陶磁資料館に保管してあり、こちらも市で指定するとなるとやはり調整が必要になります。
<委員長>
 ハート形の硯はみよしの資料館にあるのか。
<事務局>
 あれも愛知県陶磁資料館にあります。

<委員長>
 町誌の口絵の候補として黒笹90号窯の出土遺物が挙がっていて、現在整理中だと書いてありましたが、90号窯から出たものは全部名古屋大学に行っているのではないか。
<事務局>
 名古屋大学が最初持っており、現在は愛知県陶磁資料館が持っております。
<委員長>
 こちらの生まれ故郷には帰って来ないのか。
<事務局>
 所有権は愛知県です。
<委員長>
 いろいろ検討していただいて、例えば黒笹44号窯出土の5つそろった長頸瓶など、即指定しても良いのではないかと思う。確かに新聞に出ていた大きな甕も良いですけれど、完形品ではない。一度また聞かせてほしいと思います。
<鈴木昭委員>
 私みよしのシルバーの長をやっておりまして、昨年綾部市のシルバー人材センターへ研修に行きました。その時の館長さんは、元教育長の方でして、私が挨拶で、みよしは何の古いものがございません、だけれど猿投古窯だけは、雲の上の、僕が思うには、わが町が瀬戸の陶器の元祖だと、こういう風に僕も気なしで言ったら、その人が、織部焼は綾部が発祥だと、という話で感動せられて、もちろん名刺交換もやってきましたけれど、一遍みよし市のシルバー人材センターへお邪魔したら、猿投古窯の跡を、などと言う。はいわかりましたといった。そういう陶器に興味がある人はみよしを知ってみえる。だけれどあとの人は、みよしどこにあるやと。僕は写真が好きなもので、この前、自分の車で鹿児島へ行った。ずっと名所古跡を回っていたら、三河ということで、そうだ徳川家康発祥の地だよと。そういう中で、やはり陶器の好きな人がおって、猿投古窯のことを言われた。そういう人はちょいちょい知っているけれど、あとはみよしなんてどこだと。僕らが研修に行っても、みよしと比較すると、何にも名所も古跡もない。だから僕がいつも言っているように、何とか、掘立小屋でもいいから福谷城を復元してほしいと。昔から僕は、議員の時から言っていた。高速道路で通るところで、あそこに張子でも良いからお城を作り、福谷城と大きな字で書くと、あの字は何と読みますかとバスガイドがクイズを出すと。僕はいつもそういうことを言っていたけれど、何とかこう、財政は厳しいけれど、新聞で見たら来年からトヨタ自動車が1兆円を、というような記事が出ていたので、法人税が上がってきたら、なんとか。僕は所有者と遠縁にあたって、同じ鈴木だったけれど、今は東京に見えて名前が違う。僕の孫が東京にいるので、東京へ行った時に、その家へ寄って問い詰めたら、寄付採納というところまでは踏み切っていないけれど、前の土地を買ってくれれば、城跡をおまけしても良いと、そのようなことをちょっと言った。だから、今200万程度払っていますよね、あそこ。安くなった?
<事務局>
 今は120万程です。
<鈴木昭委員>
 半分になったね。そういうことをちょっとと聞いてきた。はっきりとは言わないけれど。元の屋敷跡、あそこは朽ち果てているので、あそこを買ってくれれば、公園に指定になっているところは、なんてことをちょっと言ったので、今つば付けるとお買い得かなと。それから、稲荷さんの所を半分掘ったね。後の半分は、あのお堂を始末したら掘削しても良いという話だった。そういうことなので、猿投古窯についてももっとPRしてほしい。
<委員長>
 先ほどの出土品について、今度新しくできる複合施設の一角に、是非他のものも、大きな甕もいいけれど、他のやつも一緒に展示をして、今年も計画されているようですけれど、展示活動を埋蔵文化財の方は積極的にやっていただけると、より皆さん方の意識が高まると思います。それと同時にいま鈴木委員さんがおっしゃった福谷城の方ですけれど、ご存知のように織田方と今川方の最前線の場所である。それこそ桶狭間よりも前に、あそこで合戦があったということで、貴重な存在、まぁ途中で城はなくなったけれど、やっぱりこの委員会ではそういう話も出ますけれど、いわゆる地域の皆さん方、市民の皆さん方の声が高まるように、是非また展示活動で、まぁ、今年は4回が決まっているのでいかんですけれど、福谷城よ甦れというような、そんなタイトルで、是非もう一度展示していただいて、皆さん方の意識高揚で、是非というような雰囲気を、併せてお願いしたいなと思います。
他にどうでしょうか。
それでは特にご意見もないようですので、先ほど説明をいただきました事業内容と計画で、この1年資料館で進めていただくということについて、ご異議ありませんか。
<全委員>
 異議なし。
<委員長>
 異議なしと認めます。入館者についてはご意見有りませんか。
特にご意見がなければ、協議事項は終了にし、その他へ入ります。
私どもの委員研修について、計画では3回とありますが、それ以上詳しいことがありましたら説明をお願いします。
<事務局>
 研修3回ということですが、内訳といたしましては、1回は県内の文化財等を見ていただく研修、1回は県外の文化財等を見ていただく研修、1回は西三河地方史連絡協議会大会への参加となります。3回目の西三河地方史連絡協議会の大会については、時期についてはまだ事務局から連絡が来ておりませんが、例年通りですと秋に開催されます。場所は高浜市の予定です。県内研修につきましては、東海市の記念館めぐりをご提案させていただいております。県外研修につきましては、岐阜県ということで、A案として恵那市周辺、B案として中濃を挙げさせていただきました。
<委員長>
 私どもの研修については年3回、時間をいただいております。まず県内研修ですが、東海市ということでよろしいですか。
<全委員>
 問題なし。
<委員長>
 先方の都合もあるので、日にちを決めてもその通りに行かないかもしれませんが、ある程度決めたいと思います。
<事務局>
 昨年は7月にお願いいたしました。
<委員長>
 では7月5日(木曜日)でどうでしょうか。
<全委員>
 問題なし。
<委員長>
では次の県外研修ですが、日程及び行き先についてご意見をお願いします。
<鈴木昭委員>
 10月と決まっているが、手前味噌になるが、シルバーの研修旅行は、10月になると観光バスの運賃が高くなる。だから9月の末にと、去年から経費節減で決まっている。
<本多委員>
 マイクロバスならば、それほど値段が変わらないのではないか。観光バスとは違うので。
<事務局>
 見積もりをとってみないとわかりかねます。
<赤川教育部長>
西三河地方史連絡協議会の大会の日程もあるので、それへの配慮も必要となる。
<委員長>
未定の事柄も多いが、あえて日程を決めるとして、10月11日(木曜日)、12日(金曜日)でどうでしょうか。
<教育長>
 国体は終わっているか。
<塚本教育部次長>
 9月末から約1か月間の間で、市町村が会期を決めるので、当たってしまう可能性も考えられます。

<委員長>
 国体は10月9日で終わるが、その後のものもある。
<塚本教育部次長>
 パラリンピック等もありますので、正確な日程はわかりかねます。
<本多委員>
 岩村城は城跡だけで、何か建っているわけではない。その他にもこの周辺だと、あまり見るところが無いように感じる。
<委員長>
どちらも決め手に欠けるようですので、日程は10月11日、12日で決定し、行先は7月5日の研修の際に決めるということでよろしいでしょうか。
<鈴木昭委員>
行先に関しては、どちらでも良いので、委員長と事務局にお任せしたい。
<委員長>
それでもよろしいでしょうか。
<全委員>
異議なし。
<委員長>
 それでは事務局と調整いたします。以上で、出されました議案につきましては、協議をすべて終わりました。以上で平成24年度第1回みよし市文化財保護委員会を終了いたします。

 

 

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