みよし市ホームページ > 施設案内 > 歴史民俗資料館 > 冬季企画展 第37回ひな人形展-昭和から平成にかけてのひな人形たち-
最終更新日:2019年1月26日
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(休館日:2月4日、2月12日、2月18日、2月25日)
当館は昭和57年11月に開館し、2回目の企画展示として昭和58年1月に「ひなまつりと能楽展」を開催いたしました。以来、毎年ひな人形展を開催し、今回で36回目を迎えました。この間に実に多くの皆さまからひな人形のご寄贈を賜りました。改めてご寄贈賜りました皆さまをはじめ、ご支援・ご協力を賜りました皆さまに、厚く御礼申し上げます。
ひな人形は、数や形、顔、衣装、素材など、時代の移り変わりと共に大きく変化しています。みよし市周辺では、古くは型などで成形して焼いた粘土に、色付けをした土人形が飾られていました。明治時代になると、土人形のほかに衣装を着けた男びなと女びな一対の内裏ひな人形も見られるようになります。その後の昭和時代に入って、男びなと女びなを御殿に収めて飾る御殿飾りひな人形が主流となりました。きらびやかで豪華な御殿飾りひな人形は、多くの家庭で飾られ、昭和20年代から30年代にかけて大流行しました。この御殿飾りひな人形に替わって昭和40年代頃から主流となったのが屏風段飾りひな人形です。人形が大きくなり、飾られる道具も増えた7段飾りが、盛んに飾られました。一方で木目込み人形やガラスケース入りのひな人形など、住宅事情を反映したコンパクトなひな人形も同じ頃から見られるようになります。平成になると、大きな7段飾りに替わって、人形の大きさや衣装や素材などにこだわった、内裏一対の親王飾りや、三人官女までの3段飾りなどが、多く見られるようになりました。こうした形の変化のほかに、人形の大きさや衣装、顔だちなどにも、時代の移り変わりが見て取れます。また地域によっても飾られる人形にさまざまな特徴があります。
今回の展示会では、昭和から平成に至るまでの間に飾られたひな人形たちを展示します。時代や地域によって飾られるひな人形は大きく移り変わっています。これらの人形たちを通して、それぞれの人形たちが飾られた時代、地域に思いを馳せていただければ幸いです。
展示構成
(1)内裏ひな人形
(2)屏風段飾りひな人形
(3)その他(ケース人形)
イベント
ひなまつりの展示を開催している県内の博物館施設をまわってスタンプを集めると、記念品がもらえます。
詳しくは各スタンプポイントに置いてあるラリーシートをご覧ください。
市内3施設をまわって、スタンプを3つ集めると、記念品がもらえます。(先着200名)
スタンプポイント