みよし市ホームページ > 市役所の組織 > みよし市福祉・医療・介護長期構想策定会議 > 第4回みよし市福祉・医療・介護長期構想策定会議結果
最終更新日:2016年5月10日
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次の附属機関などの会議を下記のとおり開催した。
附属機関などの名称 |
みよし市福祉・医療・介護長期構想策定会議(第4回) |
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開催日時 |
平成28年3月22日(火曜日)午後1時15分から2時45分まで |
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開催場所 |
みよし市役所3階研修室4・5 |
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出席者 |
松岡宏、木戸友二、谷端浩明、鈴木睦子、小林一夫、 野々山勝利、梶原由美子
増岡総一郎(健康福祉部長)、小野田朗(健康福祉部次長)、 深谷真由美(高齢福祉課長)、加藤清二(福祉課長)、 江坂良子(健康推進課主幹)、 廣瀬敏文(子育て支援課長)、 平田耕一(みよし市民病院管理課)、 岡田高行(高齢福祉課)、近藤隆彦(高齢福祉課)、 山村靖彦(株式会社サーベイリサーチセンター) |
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問合せ先 |
健康福祉部高齢福祉課 担当者名 岡田 電話 0561-32-8009 ファクス 0561-34-3388 メールアドレス kourei@city.aichi-miyoshi.lg.jp |
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下欄に掲載するもの |
・議事録全文 |
要約した理由 |
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会議経過 |
(1)パブリックコメントの結果について
事務局:協議事項(1)「パブリックコメントの結果について」の説明 資料1をご覧下さい。 パブリックコメントに関しては、平成28年2月1日(月)から3月4日(金)までの33日間を実施期間とし、広報で周知を行い、市役所1階情報プラザ、サンネット、及びホームページで構想(案)の全文を公開しました。 その結果、3名の方から3件のご意見がありました。 「意見の趣旨」と「市の考え方(対応)」について、1ページ以降に記載させていただきました。 1件目の「意見の趣旨」としましては、「具体的にどのようなことをしようとしているのかわかりづらい。安心して済み続けられる施策を考えていただきたい」というものでありました。 「市の考え方(対応)」としては、「長期構想は“みよしの将来像”を明らかにするもので、いただいたご意見の例を含め今後各関連計画で具体的な施策を検討させていただきます」と回答をさせていただきたいと考えています。 2件目の「意見の趣旨」としましては、「現在三好丘地区内で子ども食堂を立ち上げようとしているので、サポートをお願いしたいと」というものでありました。 「市の考え方(対応)」としては、「市民活動への支援は長期構想の理念に沿ったものであります。個別の取組みに関しては関連する課等で必要に応じ適切なサポートを実施します」と回答をさせていただきたいと考えています。 3件目の「意見の趣旨」としましては、「健保をとりまく状態から市民の健康指導まで非常にボリューム感のあるもので、多くの施策的な提言を含んだものです。 特にいただいた提言の6番目、7番目の健康づくりに関する自発的な取組みを促す仕組みづくりに関するものについては、長期構想の三本の柱の一つである「セルフケアを推進し、健康長寿をサポート」のうちの2項目目の「自分でできる生活習慣の改善に取り組みます」の主要施策に「健康マイレージの推進」として新たに追加させていただきます。 以上につきましては、今後市役所情報プラザ及びホームページで公開する予定であります。 なお、いただいたご意見の全文につきましては、資料5頁以降となります 以上でパブリックコメントについての説明とさせていただきます。
部長:只今、事務局から説明がありましたパブリックコメントの回答について、ご意見があればお願いします。 新谷委員:個別の具体的な話が多いので、事務局報告の形でよいと思います。 谷端委員:3つめの意見では、市民が運動する習慣を身につけるための課題とありますが、みよしウォーキング協会のようなものがあることをこの方は見ていないのではないかと思います。現状でいろいろなことがやられている部分があるので、そうしたことも周知して回答したらいいと思います。 小林委員:長期構想の本体の中、「はじめに」という文章の3行目、「療養する高齢者だけでなく・・」とありますが、療養する高齢者に至る前の人に対する健康づくりなどの施策に触れられていないと思います。つまり、健康寿命の延伸のための具体的な施策が盛り込まれていないということです。大事なことが計画の中にうたわれていないと思います。 部長:健康寿命の延伸については、「健康みよし21」に記載しています。この点については、本日の後半部分でもまた議論させていただければと思います。
(2)福祉・医療・介護長期構想(案)について
事務局:協議事項(2)「福祉・医療・介護長期構想(案)について」の説明 資料2-1をご覧下さい 資料2-1は、前回の会議以降に見直しをさせていただいたものの主なものについて記載した一覧表でございます。 1ページから始まる①については、前回(第3回)の会議でご指摘をいただいた意見等に基づく修正等であります。 3ページの②については、パブリックコメント前に事務局において見直しをさせていただいたものです。 4ページの③については、前回会議でもご指摘のありました「医療」に関する追加・修正事項となります。今回「医療」に関して全体に渡り、大きく追加いたしました。 5ページの④については、パブリックコメントの提言を受けて、追加させていただいたものです。 詳細については、資料をご確認いただき、大きな修正については、資料2-2で説明させていただきます。 資料2-2をご覧下さい ここからは前回(案)から追加・修正した主な点を中心に、構想(案)に沿って説明させていただきます。 2枚おめくりいただき、1ページをご覧下さい。前回の会議で「長期構想を必要とする背景」に関して3項目がいきなり説明されているが、唐突な感じがするので前段があったほうが良いのではという意見がございましたので、長期構想の全体を総括する「はじめに」を設けました。 3ページをご覧下さい。医療に関する追加・修正としまして、③の表題及び内容の表現の一部を見直しました。 4ページ・5ページをご覧下さい。みよし市の将来人口に関してはは、国立社会保障・人口問題研究所のデータを基に作成していましたが、他の本市の計画との整合性を保つため、「みよし市ひと・まち・仕事【人口ビジョン】」からのものに改めました。従いまして、5ページの表を差替えるとともに、前回会議でもグラフがあるとわかりやすいのではとの意見がございましたので、グラフを新たに追加しました。 また、全国と比較したみよし市の高齢化率に関する記述などを追加しました 6ページはこれも前回会議でご指摘がありましたので表題に「国の動向など」の文言を追加し、表題に沿った言い回しにあらためました。 7ページに「障がい者総合支援法」に関連するイメージ図、8ページに「子ども子育て支援新制度」に関するイメージ図を追加しました。 9ページは新たに「④」として「医療」の項目を起こし、主に医療介護総合確保推進法の施行について記述しました。 10ページは④に医療を追加しましたので、「健康づくり」の項目番号を⑤に変更しました。 12ページをご覧下さい。表題が前回は「長期構想とは」となっていたものを「長期構想の視点」に改めました。 13ページをご覧下さい。前回会議でご指摘をいただきました「自助・共助・公助」の区分を「自助・互助・共助・公助」の区分に変更した表現にあらためました。また「自助」には家族も含まれるものとしました。 14ページの表題を「長期構想がめざす、未来のみよし市」を「長期構想がめざす、みよし市の将来像」に修正し、上段に記載の「地域で安心して生活できるみよし市」を「地域で安心して生活し、子どもを生み育てられるみよし市」に修正しました。 15ページでは、前回の会議の指摘等により「地域包括ケア」となっていたものを「地域包括ケアシステム」と一部字句の訂正等を行いました。 16・17ページも「自助・共助・公助」の区分を「自助・互助・共助・公助」の区分に変更した図と表現としました。 18ページにつきましては、標題の「20年間のロードマップ」をより強く意識させる図に改めました。 20ページをご覧下さい。前回は3本の柱に対して、それぞれ3項目の方向性を記述しましたが、新たに「医療」の記述を追加することとし、「Ⅲ 福祉・医療・介護が連携してサポート」の4番目に「連携の拠点となる医療機関の機能強化を図ります」を追加しました。具体的な内容は、第Ⅲ章で説明いたします。 21ページに関しても「地域包括ケア」となっていたものを「地域包括ケアシステム」とあらためました。 23ページ以降の第Ⅲ章の各論に関しまして、各ページの中段に記載していました「市と市民の将来像」を「将来に向けてのみよし市(行政)の取組」と「市民の将来像」に分割して標記しました。また、前回会議でのご指摘に基づきみよし市の取組の文末表現について「・・・しています」から「・・・していきます」と、より能動的な表現に修正しました。 23ページでは、考え方と方向性に一部補足をするとともに、市の取組みに「検診の受診率を高める」ことを追加するとともに、市民の将来像の欄に新たに「自分の健康上の問題点を理解しています」を追加し、前回ありました「介護予防に積極的に取組む人が増え、要介護状態になる人が減少しています」をⅠ-3の「予防を重視し、「健康寿命の延伸」を実現します」に移し変えましました。 24ページでは市民の将来像の欄に新たに医療に関する追加として、「自分の病気を正しく理解して、治療と生活改善に取り組んでいます」を追加しました。 また、パブリックコメントの提言を受け「健康マイレージの推進」に関する記述を追加しました。 25ページでは市民の将来像の欄に新たに「介護予防に積極的に取組みひとが増え、要介護状態になる人が減少しています」をⅠ‐1の「健康づくりへの理解を深めます」から移行させました。 26ページは「考え方の方向性」の上段の表現を見直しました。また欄外に「地域福祉」に関する補足説明を追加しました。 27ページは前回会議の指摘を受け、市民の将来像の欄に新たに「高齢者と子ども(子育て家庭)との間に、活発な交流があります」を追加しました。 28ページは「ワンストップ窓口」を意識した文言に追加・修正するとともに市民の将来像の欄に新たに「専門的な相談に対応するためのコーディネート機能を整備していきます」を追加しました。 30ページは市の主要施策に「在宅医療の推進」を追加しました。 31ページは考え方と方向性の中段に一部「医療」に関する文言を追加するとともに、みよし市の取組みに「急変時のバックアップ体制をみよし市民病院が担う」こと、「在宅医療・介護への復帰を多職種で支援する」ことを、また市の主要施策に「みよし市民病院のバックアップ体制の充実」、「在宅医療・介護の推進」を追加しました。 32、33ページは前回会議でもご指摘をいただきました「医療に関する記述が少ないのでは」という意見を受け、今回新たにに追加したものであります。主にみよし市民病院を医療の供給だけでなく福祉・医療・介護の連携の拠点として捉え、将来のみよし市民病院のあり方、役割等を中心に記述したものとなっております。 以上であります。
部長:では、長期構想案について、章ごとにご意見をお聞きしていきたいと思います。まずは第1章について、いかがでしょうか。 小林委員:目次の「はじめに」は、不要ではないでしょうか。 部長:事務局は、検討してください。 木戸委員:「はじめに」の3行目、「療養する高齢者だけでなく・・」という文の趣旨がよくわかりません。また、P3の②の最初の行に、「高齢者の介護を中心に構想されている・・」とありますが、地域包括ケアシステムはすでに構築の段階にあるので、そう書くべきではないでしょうか。 事務局:ご指摘いただきました「療養する高齢者だけでなく・・」の部分につきましては、少しイメージが狭かったので、ご指摘いただいたように変更したいと考えています。 天石委員:「はじめに」の文章については、高齢者や障害者のみでなく、生活困窮者なども視点に入れるべきではないでしょうか。 事務局:この構想では、福祉サービスが必要な方という点に焦点化して考えています。 天石委員:これからは、高齢者の中にも生活困窮者は増えてくるのではないでしょうか。 小林委員:「はじめに」の1~5行目は言葉足らずだと思います。長期構想の最初に出てくる文章であり、大変重要だと思います。 部長:この部分、少し表現を見直せますか。 事務局:はい。 松岡委員:第1章の3の③「子ども・子育て支援」の記述は、国の方向性を是として書いているのでしょうか。たとえば、現状は、親の就労の有無でサービスの利用の可否が決められており、これは人権問題だと思います。国の資料の図が入っていますが、小規模保育などは親が働きやすくするための施策で、子どもの人権の視点に立った施策ではないと思います。この点は議論すべきだと思います。 松岡委員:就学前の教育は大変重要という研究結果があります。その意味では、親の都合で保育園や幼稚園に振り分けられるのは子どもの人権という視点からどうなのかと思います。 梶原委員:保育指針(厚労省)には養護と教育があり、幼稚園教育の指針も保育指針も基本的には同じものが盛り込まれています。 部長:では、第2章について、いかがでしょうか。 新谷委員:13ページでは「公的なサービスネットワーク」という言葉が使われ、16ページでは「自助・互助・共助・公助」という言葉が使われています。言葉の使い方がぶれているので、地域包括ケアシステムについては、自助・互助・共助・公助で統一してほしいと思います。 事務局:統一いたします。 新谷委員:15ページの最後の3行も、「はじめに」の記載の再編とともに整理されると理解してよろしいですか。 木戸委員:15ページの下から9行目、「国はこの考えを高齢者に関するものとしています」という記載は不要ではないでしょうか。 新谷委員:国は、すべての人を対象に切り替えているように聞いています。 部長:では、第3章についていかがでしょうか。 新谷委員:29ページの「Ⅲ-1 みよし市がめざす地域包括ケアの共通理解を形成します」の2段落目には、市民も入るのではないでしょうか。同時に、市の取り組みに「情報発信」が入ったら良いのではないかと思います。 部長:情報発信は、ここだけでなく他の部分にも加えてほしいと思います。 松岡委員:32ページの「Ⅲ-4 連携の拠点となる医療機関の機能強化を図ります」については、みよし市民病院だけでなく、「地区医師会及び地域医療機関と連携して・・」といった表現を入れてほしいと思います。この地域では、豊田加茂医師会の連携があって支えられているので、医師会や地域医療機関との連携が必須だと思います。 小林委員:26ページの市の主要施策に記載されている「地域福祉を推進する地域組織等の体制づくり」とは、具体的にはどのような形を考えているのかよくわかりません。 事務局:地域福祉を推進する団体とは、地域にかかわる様々な団体が該当すると考えています。 鈴木委員:29ページに記載されている「オールみよし推進会議」とは何の推進会議ですか。 事務局:医療・介護が連携してサービス提供するための会議です。 部長:地域ケア会議のおおもとの会議をこう呼んでいます。 天石委員:この後は、どのような展開になるのでしょうか。 事務局:本日、皆様からいただきました意見を踏まえて、ホームページ等に公開していく。 天石委員:確実に実行できるような形で、きめ細かく推進していってほしいと思います。 小林委員:現状では、情報が共有されていないので、市民の意識は低いと思います。情報が伝わるようにしてほしいと思います。役員会等でも、自助・互助・共助・公助についての研修などをしてほしいと思います。 |
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