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最終更新日:2016年2月23日

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第3回みよし市福祉・医療・介護長期構想策定会議結果

次の附属機関などの会議を下記のとおり開催した。

附属機関などの名称

みよし市福祉・医療・介護長期構想策定会議(第3回)

開催日時

平成27年11月26日(木曜日)午後1時15分から2時30分まで

開催場所

みよし市役所3階研修室1・2

出席者

松岡宏、木戸友二、谷端浩明、鈴木睦子、小林一夫、

野々山勝利、児玉文子、梶原由美子

 

増岡総一郎(健康福祉部長)、小野田朗(健康福祉部次長)、

深谷真由美(高齢福祉課長)、加藤清二(福祉課長)、

松谷幸市(健康推進課長)、江坂良子(健康推進課主幹)、

廣瀬敏文(子育て支援課長)、

平田耕一(みよし市民病院管理課)、

岡田高行(高齢福祉課)、近藤隆彦(高齢福祉課)、

山村靖彦(株式会社サーベイリサーチセンター)

次回開催予定日

平成28年3月中旬

問合せ先

健康福祉部高齢福祉課 担当者名 岡田

電話 0561-32-8009

ファクス 0561-34-3388

メールアドレス kourei@city.aichi-miyoshi.lg.jp

下欄に掲載するもの

・議事録全文

要約した理由

 

会議経過

(1)福祉・医療・介護長期構想(案)について

事務局:資料1の説明

始めに、資料1をご覧ください。資料1は、長期構想(案)を示したものとなっています。1枚おめくりいただくとみだしとなります。前回の第2回会議でお示しした骨子案では第Ⅰ章で、「長期構想の考え方」、第Ⅱ章で「長期構想の背景」とさせていただきましたが、全体構成を見直した結果、第Ⅰ章と第Ⅱ章を入れ替え、第Ⅰ章で「長期構想の背景」、第Ⅱ章で「長期構想の考え方」とさせていただきました。内容に関しましては前回迄のものとほぼおなじものとなっています。なお、前回の骨子案では第Ⅰ章の2「長期構想の趣旨」としていましたものを、今回第Ⅰ章の2「人口動向からみた長期構想の必要性」とさせていただきました。

1ページから第Ⅰ章が始まります。第Ⅰ章、第Ⅱ章については、前回の内容とほぼ同じとなりますので、概略のみの説明とさせていただきます。2ページをご覧ください。「1 長期構想を必要とする背景」につきましては、「みよし市の将来像」、「みよし市独自の地域包括ケア」、「福祉・医療・介護の連携」について記載しました。内容としましては前回ご説明させていただいたとおりです。

3ページをご覧ください。「2 人口動向からみた長期構想の必要性」につきましては、前回、「長期構想の趣旨」としてお示ししたものを、表題を変更したものです。内容につきましては前回の骨子案と同様です。なお、表中の推計人口につきましては、現在企画政策課で策定中の「みよし市人口ビジョン」に基づく数値に、最終的に変更させていただくかもしれません。

4ページをご覧ください。「3 分野別施策の方向性」につきましては、国等の動向を踏まえて、高齢者福祉、障がい者福祉、子ども・子育て支援、健康づくりの各分野の方向性を記載したもので、内容につきましては、前科の骨子案と同様です。今回新たに一部イメージ図を付け加えさせていただきました。

7ページからは第Ⅱ章となります。

8ページをご覧ください。

「1 長期構想とは」では、長期構想を、「長期的な施策の方向性を示すもの」、「安心して暮らせる地域をめざすもの」、「あらゆる資源の活用をめざすもの」として定義づけました。内容は前回のままであります。

10ページをご覧ください。「長期構想がめざすもの」として、長期構想が目指す、みらいのみよし市を生まれてからずっと、安心して暮らせるまちと定義づけ、また、11ページでは、みよし市がめざす地域包括ケアを説明します。12ページでは「3 長期構想を進める基本的な考え方」として、「自助・共助・公助」のネットワークづくりを、また13ページでは「福祉・医療・介護の連携強化」を挙げました。14ページをご覧ください。「4 長期構想の期間と、各計画との関連性」で、「長期構想は、20年間のロードマップ」として、各分野での個別計画との住み分けを記載しました。15ページでは個別計画と長期構想の位置づけを図示したものを新たに付け加えました。16ページをご覧ください。ここでは、「5 長期構想の体系」として、3本の柱を挙げ、さらにそれぞれの柱ごとに3点の具体的なうちわけ項目を記載しました。ここまでが、第二回の会議でお示しさせていただいた内容となります。

17ページは長期構想の全体像として、長期構想の背景から長期構想の定義、長期構想が目指すものとしてのみよし市版地域包括ケアの実現、具体的手段として、自助・共助・公助のネットワークづくりと福祉・医療・介護の連携強化と3つの柱までの要約図となっております。

18ページ以降が第Ⅲ章となり、さきほどの「長期構想の体系」となる3本の柱の具体的な内訳について、それぞれ「考え方と方向性」、「市と市民の将来像」、「市の主要施策」を記載しています。この章以降は、前回の骨子案では未記載となっていたもので、今回初めてご提示させていただく内容となります。この章では、主に20年後の市と市民の姿をビジョンとして示しています。

19ページをご覧ください。3本の柱の1本目「セルフケアを推進し、健康長寿をサポート」についての1項目目「健康づくりへの理解を深めます」についてであります。ここでは、健康に関する知識を身に付け、健康づくりへの理解を深めることが、自己の健康づくりを自発的に行うセルフケアの推進につながると考え、市は健康に関する情報の収集及び提供を、市民は健康に関する情報等を健康づくりに生かしている姿を20年後のビジョンとして提示します。1枚おめくりください。2項目目の「自分できる生活習慣の改善に取り組みます」についてであります。市民一人ひとりが、日常生活の中で、自分でできる生活習慣の改善に積極的に取り組むみよし市を目指し、市は生活習慣の改善に関しての啓発を行うと同時に、市民一人ひとりの健康づくりにつながる支援を行っていくものとし、市民は、生活習慣の改善に主体的に取り組んでいる姿としました。1枚おめくりください。3項目目の「予防を重視し、「健康寿命の延伸」を実現します」についてです。正しい知識により、疾病予防や介護予防に積極的に取り組むことで、「健康寿命の延伸」の実現を図ります。このため、市では疾病予防に関する知識の普及や各種事業を行い、市民は各個人が積極的に疾病予防や介護予防に取り組んでいるものとしました。

22ページをご覧ください。2本目の柱の「地域の助け合いで、安心生活をサポート」の1項目目「地域福祉を担う人を育てます」についてであります。ここでは、地域で生活する市民が、互いに協力して安心して生活できる環境を構築していくことをめざすものとし、市は、地域福祉を進めるための方向性を示すとともに、併せて地域福祉を進める人材育成を推進し、市民は、地域における信頼関係を大切にし、地域での暮らしに安心感を抱く人が増える姿をイメージしています。1枚おめくりください。2項目目の「多様な地域活動を育てます」についてであります。ここでは、地域において様々な活動が活発に行われ、市民同士が緊密に繋がっているみよし市を想定しています。市では多様な地域活動を支援し、市民は多様な地域活動を立ち上げ、地域活動への参加を通じて、生きがいを高めることにより、健康で暮らす市民が増えているものとしました。1枚おめくりください。3項目目の「多様な相談に対応します」についてです。考え方と方向性として、福祉・医療・介護の各機関が連携して、多様な相談に対応できるようにするもので、市は、総合的な相談を受けられる体制の整備と連携の強化を、市民は気軽に相談できる窓口を有効に活用している姿をイメージしています。

25ページをおめくりください。3つ目の柱「福祉・医療・介護が連携してサポート」の1項目目「みよし市が目指す地域包括ケアの共通理解を形成します」についてです。ここでは、みよし市版地域包括ケアを実現するため、福祉・医療・介護の各関係者が共通理解を形成するものとし、市は、関係機関と連携して、みよし市版地域包括ケアシステムの具体的な形と実現方法を示し、市民はみよし市版地域包括ケアの理解を深めているものとしています。1枚おめくりください。2項目目の「専門職どおしの顔が見える関係づくりをサポートします」についてです。地域包括ケアの要となる、福祉・医療・介護に関わる各専門職どおしが、互いに顔の見える関係を築き、連携している姿を想定しています。ここでは、市は、多職種が集まるための場を提供し、市民は、専門職間が必要な情報を共有していることにより、安心して住み続けるための生活環境が整った地域での生活をイメージしました。1枚おめくりください。3項目目の「福祉・医療・介護の連携によるサービスを実現します」についてです。前回の会議では、「連携をすすめるためのしくみをつくります」としていましたが、よりわかりやすくするため、「福祉・医療・介護の連携によるサービスを実現します」と表題を変更いたしました。ここでの考え方と方向性については、みよし市版地域包括ケアシステムの実現と一体である、福祉・医療・介護の連携によるサービスの提供が一層充実したものになると考えます。みよし市は多様な専門職が連携して様々なサービスを提供しているものとなり、市民は地域包括ケアにより安心して地域で生活を営んでいる姿を想定しています。ここまでが、長期構想の各論となります。以上で長期構想(案)の説明を終了します。

部長:20年後までの構想ということで、具体的な内容まで記載しているわけではないが、市と市民が将来どのようになっているのかということを示す形でまとめています。何かご意見がありますでしょうか。

天石委員:P12の基本的な考え方について、自助、共助、公助と3つに分けていますが、互助も加えて4つに分ける事例が多いと思います。どのような考え方で整理されたかご説明をお願いします。また、「家族」という記載がどこにも出てきませんが、家族の果たす役割も重要ではないでしょうか。

事務局:たしかに厚生労働省の資料では4区分で表現されています。今回、市が3区分としましたのは、「皆さまと語る会」の中で、防災等の観点から説明させておりますのがこの3区分でしたので、混乱を避ける意味から福祉の分野でも同様の区分で表現させていただきました。

天石委員:広い意味では防災も福祉になるのかもしれませんが、今回の長期構想を防災の区分にあわせて表現するのは、かえって混乱するのではないかと思います。

木戸委員:たしかに、一般的には互助という言葉がでています。これは、互酬性、つまり、インフォーマルな関係での支援を想定した表現です。これに対して、共助・公助はフォーマルなサービスであるので、この表現については再度ご検討いただいたらどうかと思います。

事務局:「家族」という表現がないとのご意見もいただきましたが、事務局としては、家族も含めて「自助」であるというように考えています。

木戸委員:それはそれでいいと思いますが、そうなると互助は、近隣・親族などが入る概念になると思います。

事務局:この長期構想は、子どもも含む全年齢を対象としています。子どもは、自分自身のことを全てできるわけではないので、「自助」の中に「家庭」という概念が含まれる必要があると考えています。

木戸委員:そうであるならば、そのように記載して表現するべきではないかと思います。

部長:この構想を考える際に、市長が自助・共助・公助という関係でやっていきたいという話をされたので、3つの区分で表現してきた経緯もあります。しかし、本日ご意見をいただきましたので、再検討していきたいと思います。

野々山委員:1章、2章を入れ替えたのは良いと思います。生涯地域包括ケアの「生涯」という言葉がなくなっていますが、なぜでしょうか。また、P5の子育てについては、他のテーマと同様、サブタイトルがあったほうが良いのではないでしょうか。

事務局:生涯という言葉を抜いたのは、意味が違うのではないかという前回までのご意見を踏まえて修正したものです。みよし市独自の地域包括ケアという表現に変更させていただいております。

事務局:P5の部分につきましては、前回は、市のめざす子ども像という形で提案させていただいておりましたが、少し違うのではないかというご意見をいただき変更いたしました。

部長:委員のご意見は、他の項目は国の方向性を言っているのに対し、子どもだけちがう内容を記述しているので再検討してほしいということですね。

松岡委員:大切なのは、みよし市独自のものをつくるという視点であると思います。国の方向性は変わるので、市独自の考え方が必要だということだと思います。その意味でも「家族」についての考え方を明らかにする必要があるのではないかと思います。

天石委員:長期構想は20年ということですが、将来的には家族の在り方も変わり、単身世帯が増えていくと思います。誰に支援され、誰に看取られるのかということも考えていく必要があるように思います。

谷端委員:自分の健康管理について書かれていますが、これが一番大事なので、「まず」という言葉を入れて強調してほしいと思います。自助も共助も、健康づくりがあっての話です。自助・共助・公助の円形の図がありますが、その半分くらいが「自助」だと思います。

部長:ここはあくまでも役割分担の話ですので、図はこのような形かと思いますが、言葉の表現の中では検討させていただきます。また、誰が看取るのかという話もありましたが、この構想の中ではそこまで具体的に書くことは難しいと思います、ご理解いただければと思います。具体的には、3年ごとに更新される介護保険事業計画などの個別計画で記載していくものになると思います。

松岡委員:「家族」という言葉は、必ずどこかに入れる必要があると思います。また、P3に人口の推移が記載されていますが、みよし市の特徴をもっと出せないでしょうか。たとえば、みよし市は、子育てする女性の比率が多い、合計特殊出生率が全国平均よりも高いなど、みよしの良いところがわかるように記載できると良いと思います。

木戸委員:表での掲載よりも、グラフで表記するとわかりやすいと思います。

木戸委員:P2の背景の部分は、いきなり3項目が説明されていますが、前提が記載されているほうがわかりやすいと思います。P4の、分野別施策の方向性は、国の方向と明記したほうがよいと思います。P11の2行目、家という言葉がでてきますが、住み慣れた地域といったほうが良いかもしれません。地域包括ケアと、地域包括ケアシステムという言葉が混在しているので整理してほしいと思います。P11の最後の「~できる地域です。」という表現はおかしいと思うので再検討してほしいと思います。P19以降の「市と市民の将来像」の記述ですが、各文末が「~しています。」となっていますが、少し違和感があります。P22に地域福祉ということばが出てきますが、言葉の定義をご説明いただいたほうがよいと思います。

事務局:地域福祉とは、住んでいる人が信頼して支え合っていける地域をめざすことだと考えています。

木戸委員:一般の人が見た時にはわかりにくいと思うので、説明を加えたらよいと思います。

部長:「~しています」という表現にかえて、どのようにしたらよいとお考えでしょうか。

木戸委員:「~していきます。」という表現でよいのではないでしょうか。

小林委員:私は「皆さまと語る会」に参加しました。「自助」についての話はありましたが、具体的にどのような役割を期待されているのかという話はなかったので、やはりわかりにくいと思います。今回の構想も同様で、20年間続けていくためにも、市民にわかりやすい形にしないと効果がないのではないかと思います。

鈴木委員:家族の役割は、やはり大切だと思います。「自助」の中に含んで考えているとのことですが、その点を書いておくことが必要だと感じます。

児玉委員:子育て支援の部分が少なくなった感じがしました。子どもたちを地域全体で守っていく施策があると安心できると思います。

梶原委員:子どもにとっては、地域の人の支援が必要です。構想の中にもそうした考え方や施策が必要だと思います。

木戸委員:P24に「多様な相談」とありますが、多様化すればするほどそれを集約する人が必要になると思います。そうした点も明確にする必要があるのではないでしょうか。

 

(2)パブリックコメントについて

事務局:資料2-1、2-2の説明

パブリックコメントの実施計画について説明をさせていただきます。実施期間としましては、平成28年2月1日(月)から3月4日(金)までの33日間を予定しています。公開方法は平成28年2月1日号のみよし市広報とホームページとなります。広報に掲載する内容は、資料2-2を予定しております。ホームページでは資料2-2の他、資料1の全文を掲示する予定です。意見の受付は、基本的に口頭、電話によるもの意外であれば自由とします。意見に対する回答は、全てホームページに掲載するものとし、提言の内容によっては長期構想の内容に反映させていく予定であります。

資料2-2については、資料1の長期構想案を要約した内容となっておりますので詳しい説明は省略させていただきますが、A3、2枚程度の分量に、長期構想の背景、定義、めざすもの、基本的な考え方、そして体系となる3つの柱など、先ほどの全文の概要がわかるものとなっています。以上でパブリックコメントについての説明とさせていただきます。

天石委員:2-2に人口推計などのデータが出ていますが、将来的には家族像が変わると思うので、そういう点も資料として紹介したらいいのではないか。

部長:ここに掲載しているのは人口推計ですので、推計値が出されているものは掲載することができるが、限られてくると思います。

小林委員:今後、長期構想に基づく施設整備などの具体的な施策が総合計画に盛り込まれるのでしょうか。

部長:次の総合計画の福祉分野については、この長期構想を活かして盛り込んでいきたいと考えています。この構想の背景に、高齢者、障がい者、子どもの施策の拠点となる施設を整備したい考えがあるので、そうしたことを進めていくこととなります。

松岡委員:生まれてからずっと安心して暮らせるまちというフレーズが繰り返されているので、少し幅広いイメージを持っていただけるように言葉を加えて説明したらどうかと思います。

木戸委員:医療の部分にもほとんど触れられていないので、パブリックコメント等で意見が出るかもしれないと思います。

 

(その他)

事務局:次回は、パブリックコメント終了後に開催します。3月中旬頃の予定です。

 

お問い合わせ

部署名:福祉部長寿介護課  

電話:0561-32-8009

ファクス:0561-34-3388

メールアドレス:choju@city.aichi-miyoshi.lg.jp

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