最終更新日:2023年4月7日

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会議結果

次の附属機関等の会議を下記のとおり開催した。 

 

 

附属機関等の名称

平成24年度第2回さんさんバス利用促進審議会

開催日時

平成24年9月28日(金曜日) 午後2時30分から午後4時20分まで

開催場所

市役所3階研修室3

 

出席者

 

さんさんバス利用促進審議会委員: 伊豆原浩二、松本幸正、伊藤久司、深谷周二、永井勝義、新谷千晶、野々山勝利、安藤仁美、鈴木初枝、近藤鋓已、藤根剛、西尾和晴、柴山卓也、塚本泰史、伊勢村政明

みよし市:政策推進部長、政策推進部次長、企画政策課長、事務局

問い合わせ先

政策推進部企画政策課

電話番号0561-32-8005

ファックス番号0561-76-5021

メールアドレスkikaku@city.aichi-miyoshi.lg.jp

審議経過

   

≪議事≫

1.会長あいさつ

 10月1日より、名鉄バスの知立からの路線がアイモール・イオン三好店まで延長されます。いろいろな移動手段が街にあるということは非常にいいことだと思います。

 本日の資料の中の利用状況を見ると、4月からの利用者が去年と比べ減少しています。市民がいつでも使える交通手段を持つということが都市の成長に繋がります。        

今後は、さんさんバスをいかに市民の生活に活かしていくかを考えて行きたいと思いますので、委員の皆さまにはご意見をいただきたいと思います。

2.部長あいさつ

本日、皆様には、公私ともお忙しい所、「みよし市さんさんバス利用促進審議会」にご出席をいただき、誠にありがとうございます。

6月28日の前回の審議会では4月の利用状況について説明させていただき、4月は1,077人前年比で増加しておりましたが、4月から8月までの計で430人の減となっております。10月には利用者の実態調査とアンケートを行っていき、路線改編の分析を行っていきたいと思います。

最後になりましたが、委員の皆さまには、色々な視点からご意見、ご尽力を賜りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

3.議題

(1)さんさんバス路線改編後の状況について

≪事務局説明≫

【会長】

 意見・質問のある方はみえますか。

【深谷委員】

 利用者負担についての資料の部分で収入として表示している金額には広告収入は含まれていますか。

【事務局】

 含まれておりません。あくまでも運行経費と料金収入の関係を表しており広告収入は別途歳入となっております

【副会長】

 利用状況を見ると生活路線は利用者が増加していて、交流路線が減少しています。

この結果からは、運行時間が長くなったこと等がマイナスに働いているとは感

じられません。

生活路線と交流路線の違いはどこにありますか。また、さんさんバスの利用者が

減少していてもループバスを含めて考えた場合に全体の利用者が減っていなければ、公共交通離れは起きていないといえます。ループバスを含めた場合の利用者の変化はどうなっていますか。

【事務局】

 生活路線と交流路線の違いはルートです。福田方面を通るルートが生活路線、明知方面をとおるルートが交流路線となっています。

【副会長】

路線改編を行ったことによる新規の利用については、4月から急に増えるものではないと思います。

【事務局】

 ループバスを含めて考えても、減少の傾向にはありますが、ループバスの回数券とさんさんバスの回数券は相互利用が可能になっていますので、ループバスとさんさんバスを選択して利用していただけていると考えています。

【近藤委員】

利用者が減少したことについて、通勤通学に利用していた方については利用ができなくなった方もいると思います。朝等はベイシア三好店などに行かず従来のルートを走行すれば、通勤通学の方もフォローできると思うので検討をお願いします。

【鈴木委員】

三好丘方面からみよし市役所へさんさんバスを利用すると以前は30分くらいで到着していたのが、今は1時間かかります。また三好丘方面から三好丘駅に向かう場合は豊田厚生病院を経由するので10分強以前より時間がかかるので、乗らなくなったと聞きます。すべての便が豊田厚生病院へ行く必要はないのではないですか。

【西尾委員】

 さんさんバスは、福祉バスから始まったバスで、通勤通学が前提ではありません。今後の方向性として通勤通学をフォローするのか、はっきりした方がいいのではないかと思います。本日資料としていただいた時刻表は、他の公共交通機関への乗継ぎ方法が記載されていません。通勤通学を考えていくならこういったところも改善すべきだと思います。

【事務局】

 当初は福祉バスとして始まりましたが、市民からの要望もあり、今は通勤通学などのサービスとしての面も出来る限り対応してきました。

豊田厚生病院やベイシア三好店へは乗合タクシーで、さんさんバスから乗り継いで向かうという方法をとっておりましたが、需要が多く要望も多かったために2箇所の乗合タクシー乗降場を廃止し直接バスで乗り入れをすることになりました。しかし、その結果として距離の延長に伴う30分の運行時間の延長となっております。

 現在の状況として、利用者が昨年度に比べて減少の傾向にあります。すべての本数を豊田厚生病院へ向かうのではなく、利用の少ない便については豊田厚生病院を経由しない便をつくることは事務局も可能だと考えております。

【新谷委員】

 路線の変更等の大きな変更については、時間をかけて行うべきだと思います

まずは、新しい利用者を獲得することを目指すべきだと思います。

 市民に対するPR不足もあるのではないですか。路線の改編についてはフォローアップ調査の結果で詳細がわかった時点で考えるべきではないですか。

【藤根委員】

 福祉バスから始まっていますが、収入も得ていかないといけないと思います。利用者を増加させるためには、常時同じ時刻表で運行するのではなく、時間別などの時刻表での運行も将来的に考えてもいいのではないかと思います。

【野々山委員】

 高齢者等の利用の観点から、時間が長くかかっても乗継なく移動できることを重視した路線になっています。しかし、利用状況を見ると利用者を増化させるために乗継ぎを必要とする路線も考えていく必要があると思います。

【副会長】

 私もPR不足の部分があると思います。

 路線を改編した時にPRとして何を行いましたか。

【事務局】

 広報とさんさんバスホームページでの周知を行っています。

【副会長】

 さんさんバスのホームページはアクセス数が1位になっていました。皆さん見ているのでもう少しホームページの内容を充実させてもいいかと思います。ホームページを見る機会のない方もみえます。もっとPRを行うといいと思います。

【永井委員】

 ひまわりネットワークのテレビ放送画面でのバスロケーションシステムやバスのPRをすることも考えられると思います。

【会長】

 生活路線は利用者が増えています。利用実態が変わってきているのではないでしょうか。逆に交流路線は減少しています。交流路線が生活路線に比べ、早く到着する予定が幹線をとおるために逆に実際には時間がかかり利用者が減っている可能性もあります。豊田厚生病院については、浄水駅の利用か豊田厚生病院の利用かを把握するべきではないでしょうか。時刻表は、豊田厚生病院も使いやすい時刻表とすることを優先し考慮したものにすると決め、昨年の審議会で時刻表について議論しました。豊田厚生病院を優先したために生活路線と交流路線のバランスがくずれてしまった時刻表になっています。また、運行時間も延長しサービスの拡大をしてきましたが、バス停の中には利用者が少なく効率の悪いバス停もあると思います。また、運行時間の延長を承知の上でルートを延長したわけですが、市民の皆さまにはマイナスの面があったのかもしれません。こういったことを今回の調査で現状の把握と分析をおこなっていきたいと思います。

(2)さんさんバスフォローアップ調査の内容について

≪事務局説明≫

【会長】

 質問がある方はみえますか。

【藤根委員】

 調査の実施日を平日1日、休日1日の計2日とされていますが、日数を増やした方がいいのではないですか。アンケート調査票をバス車内に常設するなどできませんか。

【事務局】

 今回の調査は平成23年度に行った路線再編調査の結果と比較し、路線再編前後の変化を分析することを目的としており、昨年度と同様の方法で実施したいと考えています。また、経費の問題もあり、実施日を2日間から増やすことは難しいです。バス車内にアンケート調査表を設置する方法は検討させていただきます。

【深谷委員】

 このアンケートの調査票は利用者向けですが、利用者だけでなくPRも含めて市民に向けて行うことも必要ではないですか。

【事務局】

 市民に向けてのアンケート調査は、来年度考えております。できるだけ早い時期に実施したいと思います。

【会長】

 さんさんバスのPRについて、先ほどもありましたが、アイモール・イオン三好店やベイシア三好店など集客が多いところでのバスの到着案内や、市役所の市民課で転入してきた人に対し時刻表を渡す等行ってもいいと思います。

【西尾委員】

 資料の利用状況で、減少したバス停が存在しますが、なぜ減少したのかという理由が出てきていません。利用者が減少したバス停の分析やなぜ減少したのかが必要ではないですか。利用したことのない市民を対象にしたアンケートも必要だと思います。

【事務局】

 特定のバス停については、改編前に利用していたバス停名等もアンケートの項目に入れさせていただいています。

【会長】

 各バス停の路線改変前後の利用変化についての分析は必要だと思います。今回フォローアップ調査をやって来年も調査をするということですね。

【事務局】

 今回の調査の結果次第では、来年度に予定している調査を行わず、再度改編する可能性もあると考えております。

【藤根委員】

 私はこの調査で、1日の利用の状況がある程度わかるのではないかと思います。

【野々山委員】

 豊田厚生病院の設問がありますが、みよし市民病院の設問を入れるのはどうですか。

【事務局】

 今回豊田厚生病院のバス停に関する設問を作った理由は、バス停の利用目的が豊田厚生病院なのか浄水駅なのかを把握するためです。みよし市民病院バス停は市民病院を利用する人がほとんどであると考えられるために設問を作っておりません。

【野々山委員】

 利用者が増えているバス停もあります。こういったプラスの面もアンケートによって吸い上げることも必要かと思います。

【会長】

 路線改編をして利用を止めてしまった人の意見を聞くことも必要だと思います。

【副会長】

 アンケートに改編前後の利用バス停と利用頻度の変化を分析できる項目を入れるといいと思います。利用者だけでなく市民に対して調査をすることで、利用を止めてしまった人の意見を聞くことが出来ます。また、路線の改編を知っていたかを聞くことも必要ではないかと思います。

悪くなったことだけでなく、よくなったことを聞くことも重要だと思います。

 新設したバス停についての設問がありますが、全ての人が新設したバス停の全てを利用しているわけではないので、バス停ごとに設問を分けるのではなく、豊田厚生病院バス停以外の全てのバス停に対する設問として一つにまとめることができるのではないですか。

【新谷委員】

 アンケートに記入する市民としての立場から言うと、あまり設問が多いと負担感があります。今回は路線改編前後でどんな利用の変化があったのか、また、変化があったのであれば、どんな変化なのかということではないですか。そうだとするのなら、設問の最初に変化があった人、ない人という設問をつくり、回答によって次の設問に移るような形のほうが答えやすいと思います。

【安藤委員】

 交通手段のない方の社会参加を目的としていると書いてある設問がありますが、実際は時間がかかることに不便を感じていても、先に書かれてしまうとアンケートに書きづらいところがあります。

 子供をもつ親として、バスの本数や運行時間が長くなり、夜子供と歩いているときに運転手が気にかけてくれてありがたかったことがありました。

【会長】

 利用についてだけではない効果もあります。

【事務局】

 今回の調査は昨年行っている調査との比較を行うことを前提とし、今回の改編前後の変化も整理していくことを目的としているために、昨年のアンケート調査票を元に作成しているため完全に内容を変えてしまうのは難しいですが、提案いただいた部分を修正できる部分は修正し、わかりやすいアンケートの調査票としたいと思います。一般市民への調査については年度内に出来る方法を検討したいと思います。

【柴山委員】

重複路線についてどちらの路線を利用したかを聞くことで、交流路線の減少した理由がわかるかもしれません。

【会長】

 時間等いろいろ制約があるなかですべての提案に答えられるわけではないと思います。事務局には、今日提案いただいたことを精査し調査票を作成してもらいたいと思います。他に提案ある場合は10月1日までに事務局にお願いします。

(3)地域公共交通維持改善事業補助金について

≪事務局説明≫

【会長】

質問のある方はおられますか。ないようですので次の議題に移ります。

(4)その他 名鉄知立線のアイモール・イオン三好店乗入れについて

≪事務局説明≫

【事務局】

次回の審議会については1月頃の開催を予定しています。次回の審議会ではフォローアップ調査の内容の報告をしたいと考えているのでよろしくお願いします。

これで平成24年度第2回さんさんバス促進審議会を終了致します。

 

 

 

 

お問い合わせ

部署名:都市建設部都市計画課  

電話:0561-32-8021

ファクス:0561-34-4429

メールアドレス:toshi_k@city.aichi-miyoshi.lg.jp

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