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最終更新日:2023年3月31日

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みよし市ごみ処理基本計画(案)のパブリックコメントの結果について

意見募集案件

【案件名】「みよし市ごみ処理基本計画(案)」

【募集期間】平成24年1月15日(日曜日)から平成24年2月17日(金曜日)

意見募集の結果について

過日、みよし市ごみ処理基本計画(案)について、意見募集を行った結果、4名の方から24件の貴重なご意見をいただきました。ありがとうございました。

ここに、寄せられた意見について、みよし市の考え方を公表いたします。

寄せられた意見とみよし市の考え方

 

意見の要旨

市の考え方

1 16年後に10%減の目標は小さすぎるのではないでしょうか。
5年毎に10%ずつ削減し、30%減程度を目指すべきではないでしょうか。
みよし市のごみ量は全国平均や同規模の類似市町村平均と比べても少なく、ごみ減量が進んでいる状況にあります。今後もごみ減量は必要不可欠と考えていますが、目標についてはまず10%の減量を目指すこととしています。
計画は概ね5年毎に見直すこととしており、ごみ減量については当面5年後に約8%減の目標達成を目指します。それ以降は、進捗状況を確認しながら必要に応じて計画の見直しを行ってまいります。

2

ごみ量実績を定期的に市民、事業者に提供し、目標達成状況を把握できるようにするべきです。
地区別、事業所別のごみ量の公表が必要です。
ごみ減量の目標達成状況を確認し、定期的に結果を公表するように努めます。
地区別、事業所別のごみ量については、居住形態や業種などにより、必ずしもごみ量の多少で判断できない面もあるため難しいかと思いますが、どの部分に改善の必要があるかについて、市民、事業者の皆さんが分かりやすい指標を検討してまいります。
3 行政は率先してごみ減量に取り組み、目標を1年前倒しで達成するとともに実際に効果があった減量方法を普及させて欲しい。 現在、市では環境管理要綱に基づく庁内環境保全率先行動計画を策定し、目標値を達成すべく、市施設から排出されるごみの減量化に取り組んでいます。
4 ごみ量が重量で示されていますが、CO2削減の観点から見るとごみの重量の削減が必ずしもCO2の削減につながるものではないと考えられるため、新たな指標でごみ量を捉えることも検討して欲しい。 ごみの重量による把握は、ごみ減量の取り組み指標として一般的であり、また、ごみ処理施設の運転管理や広域組合における処理費の分担管理等においても必要であるため、今後ともごみの重量による管理は継続していきますが、ご意見のようにCO2排出量など目的に沿った指標の検討、把握に努めます。
5 リサイクルステーションに持ち込まれるごみ量はどれくらいなのか、これを拡大しごみをリサイクルに転換させるためにはPRだけでなく恩典やペナルティを設けるなど積極的な施策が必要です。 リサイクルステーションに持ち込まれる量は家庭から排出される全ごみ量のうち16%程度となっています。
資源分別の徹底に向けては、分別状況の悪いごみの取り残しを行うなど、他市町村の事例を参考に検討してまいります。
6 ごみ減量へ取り組む目的の一つに施設の長期利用が含まれるのであれば、現状のままで推移した場合の施設が活用できる期間を公表するべきではないか。 処理施設の長期利用の目的は、ごみの適正処理です。そのために現在本市のごみを処理している尾三衛生組合との情報連携を図っていく計画としています。
なお、現状のままでごみ量が推移した場合、ただちに組合の施設が利用できなくなることはないと考えられますが、そのような事態が考えられる場合には、市民の皆さんにも情報を公開し、ご協力をお願いしたいと考えています。
7 資源分別の徹底とはどこまで徹底するつもりなのか、現状の分別さえ出来ていない人もいるので、まずは現状のごみ捨てルールを徹底させることが先決ではないのか。 資源の分別については、ご指摘の通り現状のルール徹底が進んでいない状況にありますので、資源として回収できるものについて、市民の皆さんにきちんと分別して頂けるように取り組んでまいります。
8 ごみ減量の目標は短期(6年)の目標における削減量70gに対しその後の削減ペースが小さいが、長期的に見ればもう少し削減できないか。一方、資源化目標は段階的に目標が設定されており、この違いは説明するべきではないか。 ごみ減量の目標は資源も含めたごみ量を全体を削減する目標であり、なるべく早期に減量を進めることを計画しています。資源を含むごみの発生抑制を目指すため、資源化率をごみ減量と同じように高めていくのではなく、発生抑制を優先し、資源化は徐々に高めていく目標としています。これらの考え方は計画書本編にて補足させていただきます。
9 長期の削減目標は達成可能なのか、現状だけでなく過去のデータも公表し、現状のまま推移すると問題になるのか公表していただきたい。 過去のごみ量データ及び現状のまま推移した場合のごみ量予測結果は、「第3章 ごみ処理の現況と課題 第3節 ごみ処理の実績」及び「第4章 基本目標 第1節 基本目標」に示しております。一人一日当たりのごみ排出量は減少傾向が予測されますが、本市では人口が増加しており、ごみ排出量自体は増加が予測されています。
10 リサイクルステーションの活用による分別は収集回数が増大しCO2排出量が増加する可能性が大きいと思われる。リサイクルステーションを廃止し資源の分別回収を行うならば賛成するがリサイクルステーションでの資源分別は必要とは思えない。 資源ごみの分別収集については、引き続きリサイクルステーションを中心とした拠点回収を行っていきますので、資源化の推進にご理解とご協力をお願いいたします。
11 目標値のデータについて説明不足と感じる。少なくとも現状のごみの量に対して何%の資源ごみが分別されずに捨てられているのかを知りたいです。 「第3章 ごみ処理の現状と課題」 「第3節 ごみ処理の実績」「3-2 ごみの性状分析」において、現状のごみの中で資源化可能なものの量を示しています。可燃ごみで36.4%、不燃ごみで61.5%となっています。
12 家庭での緑化推進によって発生する石れき、土、鉢の破片等を一般廃棄物としてごみとして受け入れ、不燃ごみとして回収する方法を検討して欲しい。 現状の処理施設では、石や土の処理が困難であるため、受け入れを行っていません。引き続き販売店や専門の処理業者へ連絡して引き取りを依頼していただきますようお願いいたします。
また、鉢についてはグリーンクリーンふじの丘において直接搬入での受け入れを行っていますので、ご利用下さい。
収集や受け入れについては、今後も適正な方法を検討していくこととしています。
13 剪定枝は袋詰めせず、束ねてごみとして搬出することを検討して欲しい。 収集運搬の効率維持及び安全確保のため、収集場所に搬出する際は袋詰めをお願いしています。処理施設は個人での直接搬入も可能ですので、ご利用下さい。
収集や受け入れの方法については、今後も適正な方法を検討していくこととしています。
14 計画文章をもう少し簡素にし、同じ意味合いの言葉を一文で繰り返し使わないなど分かりやすくするべきである。
(計画の目的では、ごみの発生抑制再生利用及び適正処理の推進にむけたとの文章があれば、資源回収率の向上の文章はいらない。)
「資源回収率の向上」は目的であり、「ごみ発生抑制、再生利用~」については、目的を達成するための手段として記述しています。
15 現代社会の変化からして計画期間の15年は長いのではないか。 ごみ処理基本計画は法律に定められた中長期の計画であり、10年から15年の計画とすることとされています。ご意見のとおり社会情勢の変化等により見直しが必要となることも考えられますので、概ね5年毎、若しくは計画の進捗状況を確認しながら必要に応じて計画の修正を行ってまいります。
16 基本目標はもう少し高い目標を立てるべきではないか。 No.1に同じ。
17 基本計画とは別に短期間での実施計画を作成するべきではないか。 中長期の方針を定める基本計画に対し、1年間の実施事項を定める実施計画を策定しています。
18 取り組みとして幼児・児童の時期からごみについての教育が必要である。 幼少期からのごみ問題に関する環境学習は重要な取り組みであるため、「第5章 基本計画 第1節 ごみの排出抑制のための方策に関する事項」の市としての主な取り組み事項として追記させていただきます。
19 ごみの発生・抑制の推進のために資源の分別の徹底をうたっているが、現在の市・住民のレベルは低い。生ごみの収集堆肥化を行った方がよい。 現状の資源分別が徹底されていないことについて、今後におきましても市民の皆さんに徹底していただけるよう取り組んでまいります。新たな資源分別については、現状の資源分別の進捗を鑑み検討してまいります。
20 実施計画では収集場所に分別推進員を配置し徹底した分別体制作りをしてほしい。 分別体制作りの手法として検討してまいります。
21 市が求める正しい資源分別の方法を提供するために分別辞典を作り分別を徹底してほしい。 現在、「ごみと資源の出し方・分け方」のパンフレットを市民の皆さんに配布しています。今後におきましても市民の皆さんに分別を徹底していただけるよう、内容について精査を行ってまいります。
22 ガラスびんなどは不燃物に入れられないよう、きちんと分別すれば残渣にならない。 ガラスびんは資源としての収集及びリサイクルステーションでの回収を実施しています。今後とも分別の徹底を推進してまいります。
23 水銀を含む廃蛍光灯等は必ず分別し、有害ごみとして集めてほしい。 蛍光管はリサイクルステーション及び各行政区の公民館等での回収を実施しています。今後とも分別の徹底を推進してまいります。
24 広域圏での再生エネルギー利用の焼却炉に設備を変更するべきではないか。 現在、みよし市のごみ処理につきましては、日進市、東郷町との2市1町の尾三衛生組合により広域的に処理を行っており、処理施設では余熱の有効利用にも取り組んでいます。
今後の検討課題として、愛知県の広域化計画に則り、関係市町と協議調整してまいります。

 

 

 

 

お問い合わせ

部署名:市民経済部生活環境課  

電話:0561-32-8018

ファクス:0561-76-5702

メールアドレス:kankyo@city.aichi-miyoshi.lg.jp

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