みよし市ホームページ > 市長の部屋 > 議会でのあいさつ・施政方針 > 平成30年第3回みよし市議会定例会
最終更新日:2023年5月16日
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みよし市長
小野田賢治
皆さん、おはようございます。
開会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。
本日ここに、平成30年、第3回みよし市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位におかれましては、何かとご多用の中、ご出席を賜り、厚くお礼を申し上げます。
ここで、9月4日に上陸いたしました台風21号の本市における対応状況、現時点での被害状況につきましてご報告いたします。
この台風の状況につきましては、市役所での計測では、最大瞬間風速、秒速24.1メートル、24時間総雨量は69ミリでありました。
災害対策本部につきましては、9月4日午前8時30分に設置し、午後11時までの間、情報収集や被害状況調査、被害復旧業務等にあたりました。
詳細な被害状況につきましては、現在、調査中でありますが、現時点で把握しております主な被害といたしましては、建物の屋根等の損壊が10棟、倒木が29件、看板の倒壊が10件、その他、市内の一部地域での停電など、暴風による被害が相次ぎました。
また、農業関係被害につきましては、ビニールハウスの破損のほか、柿、梨、イチジクなど果実に被害を受けたことを確認いたしました。なお、幸いにも人的被害はございませんでした。
今朝の報道でもありましたが、本日午前3時8分に、北海道で最大震度6強の地震が発生し、大規模な土砂崩れや、家屋の倒壊等がありました。また、北海道全体で停電が発生するなど大きな被害が確認されております。
友好都市であります士別市の状況につきましては、電話で確認したところ、市内全域で停電になっているものの、人家の被害はないとのことでありました。
まさに、災害は、いつ、どこで起こるか予測できません。今後につきましても、秋の長雨、さらなる台風の発生なども十分に考えられます。職員に対しましても、危機管理意識の徹底を指示し、公助・行政として住民の生命と財産を守り、「自然災害に強く安全・安心なまち」づくりを進めていかねばならないと強く再認識したところであります。
さて、6月28日から7月8日にかけて発生いたしました「平成30年7月豪雨」におきましては、西日本を中心とした記録的な大雨による河川の氾濫や浸水害、土砂崩れなどにより、甚大な被害がもたらされました。亡くなられた皆さまに謹んでお悔やみ申し上げるとともに、被害を受けられた皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。
本市におきましては、被災地と被災された皆さまに支援を行うために、「大規模災害等支援本部」を設置し、関係機関と連携を図りながら対応を行ってまいりました。
今回の豪雨被害に対します本市の現時点での支援状況につきまして、ご報告させていただきます。人的支援につきましては、愛知県及び愛知県市長会の要請を受け、職員1名を7月27日から31日までの5日間、広島県東広島市に派遣し、職員は、住家の被害状況調査を実施してまいりました。
また、義援金につきましては、みよし市赤十字奉仕団の皆さまにより街頭募金を実施していただいたほか、市役所をはじめとする公共施設で募金受付を行っており、後日、被災地に送金する予定であります。さらに、8月10日には、「他市町村に対する災害見舞金の支出基準」に基づきまして、本市として広島県に災害見舞金を50万円送金いたしました。
被災者の皆さまが、一日でも早く平穏な生活を取り戻されることを心よりお祈り申し上げます。
今後につきましても、被災地が必要としている支援を第一に、具体的な要請に基づき、速やかに対応してまいりたいと考えております。議員各位並びに市民の皆さまのご理解を賜りますようお願いいたします。
今年の夏は、例年にも増して厳しい暑さが続きました。そうしたなか、本市の夏の三大まつりであります「三好池まつり」「いいじゃんまつり」「大提灯まつり」は、いずれも市内外から多くの皆さまにご来場、ご参加いただき、大盛況のうちに開催することができました。
それぞれの「まつり」の実行委員会をはじめ、運営にご尽力をいただきました関係の皆さまに、深く感謝を申し上げます。
今年の夏まつりでは、新たな試みといたしまして、本市の三大夏まつりをより多くの皆さまに知っていただこうと、「三大夏まつりフォトコンテスト」を実施いたしました。
8月31日までの応募期間に、県内外から819件ものご応募をいただきました。たくさんのご応募、誠にありがとうございました。
今後は、選考委員による審査を行い、グランプリやインスタ賞を決定いたします。優秀作品は、来年の夏まつりのPRに活用し、夏まつりを今まで以上に盛り上げてまいりたいと考えております。
ここで、友好都市・北海道士別市との交流につきまして、ご報告をさせていただきます。
8月25日、26日の2日間の日程で、山内勝利副議長をはじめ、あいち豊田農業協同組合、果樹組合の皆さまとご一緒させていただき、士別市産業フェアに参加してまいりました。牧野勇司士別市長をはじめ、士別市民の皆さまから、温かい心からの歓迎を受けてまいりました。また、多くの士別市関係者の皆さまと、意見交換や情報交換をさせていただきました。
今後も、この友好関係、友好の絆をさらに深めるとともに、交流を発展させてまいりたいと考えております。議員各位並びに市民の皆さまのご理解とご協力を賜りますようお願いいたします。
続きまして、「みよし市防災訓練」につきまして、ご報告させていただきます。
8月25日に、東海地震をはじめ、東南海・南海地震が連動する大規模地震を想定した防災訓練を実施いたしました。
南部小学校を会場といたしました南部地区コミュニティ合同訓練では、各行政区の自主防災会の皆さまをはじめ、災害支援協定締結団体や、関係団体など416名の皆さまにご参加をいただき、避難所の開設訓練や安否確認訓練、救護訓練、炊き出し訓練など、本番さながらの実践的な訓練を展開することができました。
また、各小学校を会場にいたしました自主防災会によるコミュニティ防災訓練におきましても、資機材取扱訓練や初期消火訓練などを行っていただくことができました。
訓練にご参加いただきました議員各位をはじめ、各行政区の自主防災会や自衛隊、ライフライン関係団体、ボランティア団体、市民の皆さまにおかれましては、緊張感を持って訓練に取り組んでいただき、深く感謝を申し上げます。
今後も市民の安全・安心のため、大地震や集中豪雨などの自然災害に強いまちづくりを進め、公助としての総合的な防災・減災対策の強化を図ってまいります。
9月に入りまして、敬老月間を迎えました。各行政区におかれましては、それぞれ敬老会を開催していただき、厚くお礼申し上げます。私たちが健やかに日々の生活を送ることができますのは、高齢者の皆さまの長年にわたるご尽力のおかげであり、本市の発展に多大な貢献をいただいている高齢者の皆さまに、改めて心からの感謝を申し上げます。これからも皆さま方が、いつまでもお健やかに、毎日楽しくお過ごしいただけますよう祈念いたします。
さて、本定例会に提出いたしますのは、平成30年度の補正予算が5件、物品の買入れが1件の計6議案と教育委員会の委員の選任同意が1件、平成29年度の決算認定が8件、専決処分の報告等が2件、あわせまして17案件であります。
詳細につきましては、後ほど、副市長ほか担当部長よりご説明申し上げます。慎重なるご審議をいただき、原案どおり可決、認定、同意いただきますようお願い申し上げまして、開会のごあいさつといたします。