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最終更新日:2023年5月16日

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平成26年第4回みよし市議会定例会

小野田市長

 みよし市長
 小野田賢治

市長あいさつ

     

おはようございます。

今年も残すところ一月余り、初冬を迎え日ごとに寒さが増す季節となってまいりました。

開会にあたりまして、一言ごあいさつを申し上げます。

本日ここに、平成26年第4回みよし市議会定例会を招集いたしましたところ、議員各位には何かとご多用の中、ご出席を賜り開会できますことに厚くお礼を申し上げます。
   

先般 秋の叙勲におきまして、前市長の久野知英氏が永年にわたる地方自治の発展に貢献された功績により、「旭日小綬章」受章の栄誉に浴されましたことは誠に慶賀にたえないところであります。

久野氏の受章はみよし市の誇りでもあり、心からお祝いの気持ちを込めて冒頭で報告をさせていただきます。

 

さて、先の9月定例議会の閉会後でありますが、友好提携を結ぶ長野県木曽町を象徴する名山「木曽の御嶽山」が突然噴火し、多くの方々が犠牲となってしまいました。犠牲者のご冥福をお祈りするとともに、関係する皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

 

 

私も、災害の救援活動が落ち着いた10月16日に木曽町を訪問し、原久仁男町長にお見舞いを申し上げました。

 

突然の災害に対応する危機管理、行政の役割の重要性などを強く感じるとともに、観光産業が地域経済に大きな役割を担っている木曽町にとって、御嶽山の噴火による観光客の減少が、地域経済に直接マイナスの影響を与えてしまうということを聞き及んだ次第です。

 

 

このような状況の中でも、先般の産業フェスタみよし2014に、木曽町の参加を得ましたことには、心から感謝を申し上げます。

 

友好提携を結ぶ本市としましては、10月27日に愛知県と名古屋市が共同開催した「岐阜・長野観光キャンペーン」の趣旨に賛同し、名古屋駅前で木曽地域の観光PR活動に本市の職員を派遣いたしました。

また、木曽町での宿泊助成券のPRを広報みよしで掲載するなどしてまいりましたが、今後もサポートのあり方を考えていく必要があると考えております。

 

 

そして、木曽御嶽山の噴火被害の記憶も新しい中、11月22日には長野県地方の地震で家屋倒壊などの被害が発生するなど、本当に災害の多い年であると感じております。

 

長野県白馬村では、倒壊家屋の状況などから人的被害の懸念も広がりましたが、まさに「奇跡的に」といった感で、人命にかかわる被害とはならず胸を撫で下ろしたところです。地域の「共助」による住民行動が、災害対応に大きな成果を発揮したと報道されております。

 

大地震が発生したときに冷静に行動し被害を軽減するためには、地震に対する知識を持ち、各家庭で備えをしていただくことが重要であり、本市としても新たに作成した防災マップの配布を現在進めております。

災害への対応や、避難所・避難場所を今一度確認いただき、自らの身を守る「自助」、地域で助け合う「共助」の重要性を再認識していただきますようお願いいたします。

 

さて、経済情勢に目を向けてみますと、トヨタ自動車株式会社が11月5日に発表した2014年9月中間連結決算では、北米など好調な海外販売と円安効果により、売上高は12兆9,455億円と前年同四半期連結累計期間に比べて4,081億円3.3%の増収とのことでした。

本業のもうけを示す営業利益も前年同期と比べ7.7%増加となって、1兆3,519億円となり、リーマンショック前の2007年の9月中間決算の1兆2,721億円を上回り7年ぶりに中間期の過去最高を更新し、2015年3月期連結業績予想も上方修正されるなど、経済情勢の好転を感じるものであります。

 

税収の回復が見込まれるわけでありますが、地方法人税の国税化などにより一時的な増収になるのではないかという懸念もあり、さらに、海外情勢などの不確定要素によるリスク、販売台数の見通しにも厳しい発表もあることから、経済情勢の先行きについては特に注視してまいります。

 

私も、昨年12月8日に市長に就任して、もうすぐ一年を迎えます。議員の皆様には、議会と市長が異なる特性を生かし、最良の意思決定を導く「二元代表制」のもと、日頃から活発な議論をいただけますことに心から感謝を申し上げます。

 

平成27年度当初予算編成は、私が市長に就任して、一から編成する初めての予算となります。政治や経済の動き、国や県の動向に注視し、さらに中長期的な視点での事業展開を視野に入れながら、私がかかげます「8つのまちづくり政策」を反映するために、事務事業の効率的かつ効果的な執行を念頭に、強い姿勢で予算編成を進めてまいります。

  さて、今定例会に提出いたします議案は、

 ○条例の制定および一部改正   9件

 ○平成26年度補正予算          8件

 ○工事請負変更契約           1件

 ○指定管理者の指定           1件

 ○事務受託に関する協議       1件

 ○諮問                        1件

 ○報告                        1件

の22案件であります。

 

補正予算に計上させていただいた主な内容は、介護・訓練等給付利用者や通所給付利用者等の見込み増等による「障がい者自立支援事業」、「地域密着型サービス拠点等施設整備補助事業」、「低公害車普及促進補助事業」、「公園維持管理事業」、「道路安全施設維持管理事業」、「地区公民館修繕等事業」などに関する緊急性の高いものと、特定財源の確定に伴う「保田ヶ池公園用地取得事業」、そして、人件費にあっては、「人事異動及び人事院勧告に準じた変更等によるもの」であります。

各議案の詳細につきましては、後ほど、それぞれ副市長以下、担当部長よりご説明申し上げます。

 

今定例会に提出いたします各議案につきまして、慎重審議のうえ、原案どおり可決、認定をいただきますようお願い申し上げまして、開会のあいさつとさせていただきます。

お問い合わせ

部署名:経営企画部秘書広報課(秘書担当)  

電話:0561-32-8032

ファクス:0561-34-6008

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