みよし市ホームページ > 市役所の組織 > 総務部 防災安全課 > 防災会議結果
最終更新日:2017年3月16日
ここから本文です。
会議結果
次の附属機関等の会議を下記のとおり開催した。
附属期間の名称 | みよし市防災会議 |
開催日時 |
開催日/平成29年2月28日(火曜日) |
開催場所 | 市役所3階 研修室 |
出席者 |
委員21名(市長、愛知県西三河県民事務所長、愛知県豊田加茂建設事務所長(代理)、愛知県衣浦東部保健所長(代理)、愛知県豊田警察署長(代理)、副市長、教育長、消防団長、尾三消防本部消防長(代理)、日本郵便㈱三好郵便局長、中部電力㈱豊田営業所長、西日本電信電話㈱名古屋支店西三河フィールドサービスセンタ長、東邦ガス㈱豊田営業所長、日本赤十字社愛知県支部事務局長(代理)、愛知中部水道企業団局長(代理)、自主防災会代表、みよし商工会建設部防災委員会委員長、陸上自衛隊第10特科連隊第1大隊隊長(代理)、名古屋刑務所長(代理)、みよし市民生児童委員協議会副会長、みよし市ボランティア連絡協議会監事) |
次回開催予定日 | |
問合せ先 |
総務部 防災安全課 電話 0561-32-8046 |
下欄に掲載するもの | 議事録全文 |
審議経過 | 下記のとおり |
○開会
【司会(総務部次長)】
本日は大変御多忙の中、御出席いただき、誠にありがとうございます。
定刻になりましたので、只今よりみよし市防災会議を開催したいと思います。始めに礼の交換をしたいと思います。皆さま、御起立をお願いいたします。
(委員起立)
一同、礼。御着席ください。
(委員着席)
本日の出席委員は過半数を超えており、みよし市防災会議条例第5条の規定による定数に達しておりますので、本会議は成立しております。
なお、本日の会議はみよし市附属機関の設置及び運営に関する要綱第6条に基づき、会議の全部を公開としておりますので、予め御了承ください。
1 委嘱状交付
【司会(総務部次長)】
会議の次第に従いまして、初めに委嘱状の交付をさせていただきます。
委員の皆様は各団体、企業等からの代表者のかたにあたっていただいていますが、委員の中で、人事異動等により交代がありました方に、本会議の会長であります小野田市長から、委嘱状を交付させていただきます。
なお、委嘱状の交付につきましては、時間の都合上、代表受領とさせていただきます。
それでは、代表としまして、みよし市自主防災会代表 原田武司(はらだ たけし)様に受領をお願いいたします。
恐れ入りますが、原田委員は自席でご起立ください。
(市長より自主防災会代表 原田委員へ委嘱状交付)
他の委員の皆さまの委嘱状につきましては、あらかじめお手元に配付させていただいておりますので、御確認いただきたいと存じます。
では、改めまして会議を進めさせていただきます。
開会にあたり、小野田会長よりごあいさつを申し上げます。
2 あいさつ
【会長(市長)】
本日は大変お忙しいところ、本市の防災会議にご出席いただき、お礼申し上げます。
平成28年6月に愛知県において防災会議が開催され、愛知県地域防災計画が見直されたことに伴い、本市の地域防災計画などについて、必要な修正をおこないました。
本市では、東海・東南海地震などの大地震やゲリラ豪雨などによる自然災害に強く、安全なまちづくりのために、地域の防災力を高めるとともに、総合的な防災対策の推進、消防体制の充実などをさらに進めております。
今月2月3日に、西三河地域の消防協議会の総会がサンアートで行われましたが、その講演会に名古屋大学准教授の阪本先生の講演があり、改めて防災に対し、今まで以上に取り組んでいく気持ちになりました。昨年度は市民の皆さんと語る会を計画しまして、防災対策、或いは高齢者社会への対応ということで「自助」、「共助」、「公助」という視点で市民の皆さんと話し合ったわけですが、まず「公助」をしっかり説明し、ご意見いただき、それが「自助」「共助」に繋がると思いながら話し合いを進めました。実際に阪本先生のお話しを聞きますと災害が起きたときは「自助」「共助」しかないとお話しをいただきまして「自助」、「共助」の大切さを啓発していこうと思っています。もちろん「公助」も行っていきます。
また、愛知県の被害予測の見直しに伴う、食料備蓄の増加に対応するため、市内の各中学校に防災備蓄倉庫を設置しました。防災備蓄倉庫を設置しました市内の各中学校は、被災時には応急救護所を開設する予定のため、倉庫の整備と併せまして、非常時の電源確保のために大型発電機の設置も行いました。
消防体制の充実といたしましては、本市と日進市、東郷町で構成しております尾三消防組合と、豊明市と長久手市で、更なる住民への消防サービスの拡充、消防力の強化を図ることを目的に、消防の広域化についての協議・検討をしております。
また、昨年10月には尾三消防本部と消防団機能別分団と連携し、東海学園大学で行いました集団救急訓練など、常備消防、非常備消防が一体となり、有事に備え、訓練しております。
今後とも、本市の安全・安心のために、ご出席の皆さまのご支援、ご協力をお願い申し上げ、あいさつとさせていただきます。
【司会(総務部次長)】
それでは議事に移らせていただきます。
みよし市防災会議の議長につきましては、みよし市防災会議条例第3条第3項の規定に基づき、小野田会長に議長の職をお願いさせていただきますのでよろしくお願いいたします。
それでは小野田議長、よろしくお願いいたします。
3 議事
【議長(市長)】
それでは防災会議条例の規定によりまして私が議長ということですので、お手元の次第に沿って議事を進めさせていただきたいと思います。皆さまの御協力をお願いいたします。
始めに、協議事項(1)「みよし市地域防災計画の修正について」、事務局より一括して説明をお願いします。
【事務局(防災安全課長)】
失礼いたします。防災安全課長の廣瀬です。よろしくお願いいたします。
それでは、着座にてご説明させていただきます。
資料1みよし市地域防災計画の修正(案)要旨をご覧ください。
始めにⅠの地域防災計画修正の根拠でありますが、災害対策基本法により、毎年検討を加え、必要があると認めるときは、修正しなければならないとされております。また、計画の作成、修正は市町村防災会議の所掌事務とされておりますので、本日、ご協議いただくものであります。
地域防災計画の修正につきまして、ご承認いただけましたら、後日、県に報告を行い、県から意見をいただくこととなります。なお、この修正の内容は、事前に県で確認をいただいております。
続きまして修正内容のご説明をさせていただきます。
Ⅱの愛知県の取組みに係る修正事項
1.南海トラフ地震発生時における広域受援体制の確保に係る修正
2.災害からの迅速な復旧・復興に伴う修正
3.愛知県地域強靭化計画の策定に伴う修正
4.災害派遣福祉チーム(DCAT)の体制整備に伴う修正
をしております。
次にⅢの防災基本計画の修正や法令の改正等に伴う修正事項として、
1.土砂災害への対策の強化に伴う修正
2.業務継続計画の策定に係る重要な要素の明確化に伴う修正
3.実働組織間の調整に係る記載の修正
4.重要情報の集約・調整に係る記載の修正
5.水防法の改正に伴う修正
6.下水道法の改正に伴う修正建築物の耐震化策の拡充に伴う修正
であります。
それでは、3ページ以降主な修正箇所を説明させていただきます。
3ページをご覧ください。
Ⅱ愛知県の取組みに係る修正事項における、
Ⅱ_1南海トラフ地震発生時における広域受援体制の確保に係る修正になります。
地震・津波編として「第2編第9章 広域応援対象の整備」、「第3編4章 応援協力・派遣要請」及び「第3編第8章 交通の確保・緊急輸送対策」に国からの支援を迅速かつ円滑に受け入れる体制を確保するために策定された「南海トラフ地震における愛知県広域受援計画」を踏まえた「南海トラフ地震の発生時における広域受援」に係る節を新設し、必要な修正を行いました。
続いて5ページをご覧ください。
Ⅱ_2 災害からの迅速な復旧・復興に伴う修正になります。
第4編についての名称を「災害・復旧」から「災害復旧・復興」に変更いたしました。また、被災者生活再建支援金の支給申請の受付などの記載を追加、整理・充実し、被災者等の生活再建に係る章の名称を「被災者等の再建等の支援」に変更するなどし、必要な修正を行いました。
6ページをご覧ください。第4編に「商工業・農林水産業の再建支援」の章を追加しました。これは被災した中小企業、農林水産業者の早期の事業再開を支援するため、事業資金の融資や関係団体等の支援情報の提供等の記載を整理しております。
続きましてⅡ_3愛知県地域強化計画の策定に伴う修正であります。
7ページの中段から下段をご覧ください。
強くしなやかな国民生活の実現を図るための防災・減災等に資する国土強靱化基本法に基づき、平成27年8月に愛知県地域強靱化計画が策定されました。そのことに伴い、地域防災計画と愛知県地域強靱化計画との関係について記載しております。
8ページをご覧ください。
Ⅱ_4災害派遣福祉チーム(DCAT)の体制整備に伴う修正です。
大規模自然災害時において、高齢者や障がい者などの要配慮者を支援するため、県内被災地への福祉人材派遣の仕組みである愛知県災害派遣福祉チーム「通称:愛知DCAT」が整備され、これに伴い修正したものです。
続きまして、Ⅲ防災基本計画の修正や法令の改正等に伴う修正であります。
8ページの中段をご覧ください。
Ⅲ_1 土砂災害への対策の強化に伴う修正です。
広島土砂災害をはじめとした最近の土砂災害の教訓を踏まえ、災害予防の編の土砂災害防止対策に係る章の名称を「土砂災害等予防対策」として整理するとともに、土砂災害警戒情報及び土砂災害警戒情報を補足する情報等を活用した避難勧告の発令範囲の設定や、避難準備情報の発令による自主的な避難の促進などの対策を追加しました。
続きまして12ページをご覧ください。
Ⅲ_2業務継続計画の策定に係る重要な要素の明確化に伴う修正です。
県及び市町村が業務継続計画を策定する際に、少なくとも定めておくべき事項として、電気・水・食料等の確保や非常時優先業務の整理等を記載しました。
続きまして13ページをご覧ください。
Ⅲ_3 実働組織間の調整に係る記載の修正です。
活動エリア・内容・情報通信手段等について情報共有及び活動調整等を行うため、災害現場で活動する警察・消防・自衛隊等において合同調整所を設置することなどを記載しました。
続きまして、Ⅲ_4 重要情報の集約・調整に係る記載の修正です。
13ページの中段をご覧ください。
人的被害の数(死者・行方不明者の数)について、県が一元的な集約・調整を行うことなど、重要情報の集約・調整に関して、必要な修正を行いました。
14ページをご覧ください。
Ⅲ_5 水防法の改正に伴う修正です。
水防法が一部改正され、洪水及び雨水出水に係る最大規模を想定した浸水想定区域の指定が規定されたことなどに伴い、災害予防の編における「浸水想定区域における対策」に係る節を新設しました。
続きまして17ページの下段をご覧ください。
Ⅲ_6 下水道法の改正に伴う修正です。
下水道法が一部改正され、下水道管理者は浸水被害対策区域において、民間の雨水貯留施設等の整備と連携して浸水被害の軽減を推進するとされたことなどに伴い、必要な修正を行いました。
時間の都合上、説明は修正(案)の要旨にてさせていただきましたが、詳細につきましては、資料2-1、資料2-2みよし市地域防災計画新旧対照表にて、ご確認いただければと思います。
以上で「みよし市地域防災計画」の修正についての説明を終わります。
それでは、引き続き今年度新たに締結しました協定の内容などについて、ご説明させていただきます。資料3市及び関係団体等における協力協定の一覧表をご覧ください。
本年度、現在までに新たに3つの協定を締結しておりますので、その内容についてご説明いたします。1つ目は、平成28年9月29日に医療法人寿光会と締結いたしました「福祉避難所としての施設利用に関する協定」です。内容は、災害発生時における福祉避難所として、三好老人保健施設を利用するための協定になります。災害発生時において、要介護認定者など一般の避難所での共同生活が困難な方に対し、医学的な管理の下で安心して避難生活ができる場所を提供することにより、避難者の日常生活上の機能維持及びストレスの軽減を図るものです。この協定締結に基づきまして、平成28年11月1日付けにて、福祉避難所として指定を行い、県への通知及び公示をしております。
資料4指定避難所の一覧表をご覧ください。
三好老人保健施設を新たに福祉避難所として指定した結果、本市の指定避難所は17か所、内福祉避難所は2か所となっております。今後とも障がい者、高齢者の方の避難所対策の一つとして、民間福祉施設との協定により福祉避難所を増やしてまいりたいと考えております。
資料3にお戻りください。
協定の2つ目は、平成28年10月3日にDCMカーマ株式会社DCMカーマ三好インター店と締結いたしました「災害時における物資調達に関する協定」です。内容は、災害発生時における災害救助に必要な食糧、生活必需品等の調達・供給体制の確立を図るための協定になります。DCMカーマ三好インター店は、日用品だけではなく防水シートやチェーンソーなどの防災資機材等も幅広く取り扱っておりますので、この協定締結により、大規模な災害が発生し、市で備蓄している資機材が不足した場合に備えることができるものと考えております。
3つ目は、平成28年12月1日に公益社団法人愛知県公共嘱託登記土地家屋調査士協会と締結いたしました「災害時の応援業務に関する基本協定」です。内容は、災害発生時における市の管理公共施設等の被災状況の調査、災害復旧のための筆界点情報の収集・復元、登記・境界関係相談所の開設などの応急対策について、愛知県公共嘱託登記土地家屋調査士協会の協力を得て、迅速かつ的確に実施できるよう必要な基本的事項を定めるものです。
以上で、本年度新たに締結しました協定の内容等についての説明を終わります。
【議長(市長)】
ただいま説明がありました、協議事項(1)「みよし市地域防災計画の修正について」ご質問等がありましたら、挙手のうえご発言ください。
御意見ございませんでしょうか。
それでは、特に無いようですので御承認いただける方は挙手をお願いします。
(委員全員挙手)
ありがとうございました。全員の挙手をいただいたということで確認させていただきました。
それでは、協議事項(1)「みよし市地域防災計画の修正について」は承認されました。
続きまして、協議事項(2)「みよし市水防計画の修正について」、事務局より一括して説明をお願いします。
【事務局(防災安全課長)】
失礼いたします。それでは、説明させていただきます。
よろしくお願いいたします。
資料5みよし市水防計画の修正(案)要旨をご覧ください。
始めにⅠの水防計画修正の根拠でありますが、水防計画は水防法により、毎年検討を加え、必要があると認めるときは、変更しなければならないとされております。また、市町村水防計画を変更する場合は、市町村防災会議に諮ることとされておりますので、本日、ご協議いただくものであります。
修正の内容につきまして、本会議にてご承認いただけましたら、後日、県に報告を行います。
なお、この修正の内容は、事前に県で確認をいただいております。
次にⅡの主な修正事項でありますが、
1.防災行政無線(移動系)の更新に伴う修正として、可搬型無線機、携帯型無線機などの保有台数について修正しております。
2.みよし市非常配備動員計画に基づく修正として、災害対策を実施するための配備体制を協議調整する本部連絡会の構成などについて修正しております。
資料6みよし市水防計画新旧対照表をご覧ください。
1ページになります。
「第2章 水防組織」中の「第3節通信連絡及び非常輸送」として、平成27年度に施工した防災行政無線デジタル化整備工事による防災行政無線(移動系)の更新に伴い、その保有台数について、避難所に設置する可搬局を14台に、持ち運びが可能な携帯型を40台に修正しております。また、平成27年度にトランシーバーを購入したことに伴い、トランシーバーの台数を51基に改めております。
2、3ページをご覧ください。
「第3章 非常配備」中の「第1節市の非常配備」について、行政組織の見直しに伴い、協働部長を総務部長へ、協働部次長を総務部次長へ修正しております。
4ページになります。
同じく「第3章非常配備」中の「第1節 市の非常配備」において、災害対策を実施するための配備体制を協議調整する本部連絡会について、副市長を長とすることに改め、体制の充実を図っております。
4、5ページになりますが、「非常配備本部編成表」につきまして、職員配置の変更に伴い、修正するものです。
6、7ページをご覧ください。
非常配備の伝達要領につきまして、従来勤務時間外は本部連絡会を開催しなかったものを、勤務時間内と同様に本部連絡会を開催することに改め、伝達要領を整理しております。
以上で「みよし市水防計画」の修正についての説明を終わります。
【議長(市長)】
ただいま説明がありました、協議事項(2)「みよし市水防計画の修正について」ご質問等がありましたら、挙手のうえご発言ください
【議長(市長)】
他に御意見ございませんでしょうか。
それでは、特に無いようですので御承認いただける方は挙手をお願いします。
(委員全員挙手)
ありがとうございました。全員の挙手をいただいたということで確認させていただきました。
以上で議事を終了しました。事務局お願いします。
【司会(総務部次長)】
ありがとうございました。
本日御承認いただきました地域防災計画の地震災害対策計画、風水害等災害対策計画及び水防計画につきましては、この後、愛知県に報告いたします。
それでは、以上をもちまして、みよし市防災会議を終了させていただきます。
最後に礼の交換をいたしますので御起立ください。
一同、礼。
ありがとうございました。
Copyright© Miyoshi City All Rights Reserved.